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片貝祭り : ミニ英和和英辞書
片貝祭り[まつり]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [かい]
 【名詞】 1. shell 2. shellfish 
: [まつり]
 【名詞】 1. festival 2. feast
祭り : [まつり]
 【名詞】 1. festival 2. feast 

片貝祭り ( リダイレクト:片貝まつり ) : ウィキペディア日本語版
片貝まつり[かたかいまつり]

片貝まつり(かたかいまつり)とは新潟県小千谷市片貝町で開催される秋祭りである。
== 概要 ==

浅原神社の秋季例大祭の俗称であり、祭りの特徴は浅原神社への奉納煙火である。
そのため、毎年9月910日(日程は固定)に開催される。
日程については奇数月のぞろ目は1月1日元日をはじめ3月3日桃の節句5月5日端午の節句7月7日七夕とあるが9月9日には何もなかった事から遊び心を込めたという説がある。
また9月10日が二百十日にあたることから初秋でありながら雨の降りやすい日であり、9~10日かけてどこかの時間で雨が降る確率が高い(この2日間に雨が全く降らないのは10年に1回程度である)。
前述のとおり浅原神社の秋季例大祭であることから、雨天でも基本的には順延せず煙火の打ち上げは行われる。そのため、仕掛け花火の後のスターマイン等は煙に隠れて見えにくくなることがある。
順延になるケースは台風接近等により煙火の打ち上げ時に強風が吹き続けているときであり、最近では順延したケースはない。
もともとは町内の各家庭で花火をつくり、辻などで個人や近所など少人数で打ち上げていたのが始まりといわれている。
火災等の危険を減らす意味も含め片貝町のほぼ中心にあり、鎮守様でもある浅原神社浅原神社の裏手の畑(通称:十三畑)の辻(通称:二つ坂の下)で打ち上げるようになった。
これにより打ち上げ場に打ち上げ用の筒を運ぶことを筒引き、各町内の若衆が打ち上げる家庭を「角付」(回ること)し「奉納木遣り」を上げて(唄うこと)花火玉を集めて打ち上げ場に運ぶことを玉送りと呼んだ。これら行事は現在も形式的ではあるが行われており、祭りに華を添えている。
日本で最初に「正三尺玉」や「正四尺玉」(ギネスブックにも掲載されている)を打ち上げたことで有名であり、日本で唯一の「真昼の正三尺玉」も打ち揚げられ大玉が打ち上げられることで各方面に知られている。
特に隣接する長岡市で行われている長岡まつりとの大玉製作・打上合戦は数年にわたり行われ、「正四尺玉」の成功で今のところピリオドが打たれている。
また火災の恐れもあるためか、大体の花火大会が川原や海岸で行われているがこのまつりにおいては丘の上にて打ち上げられている。
2003年には東京下町のうなぎ屋を舞台にしたNHK連続テレビ小説こころ』で主人公こころの父親が新潟県山古志村(現・長岡市)の花火師でありその花火を打ち上げたのが片貝まつりであった(祭りのシーンについては別の日にロケを行った)ことを記念しての花火が打ち上げられ主演の中越典子が当日、現地に来てメッセージを寄せた。
2005年には前年に発生した新潟中越地震復興に向けたテレビのドキュメント番組が作られその番組のリポーターであった江口洋介が当日、現地に来て番付を読み上げた。
2006年以降の新潟県の夏の観光キャッチコピーでは「海のぎおん柏崎まつり、川の長岡まつり、山の片貝まつり」として越後三大花火大会として知られている。
1988年7月25日に北海道有珠郡壮瞥町洞爺湖畔にて洞爺湖サンパレスホテル大浴場完成を記念した水中花火(直径139cm、重量700Kg 開花直径約1200m)が、片貝祭りの花火の大きさを上回り翌年ギネスブックに掲載されている。近年は洞爺湖温泉への配慮や不当表示を指摘されることを回避するため、地元紙新潟日報など報道機関や観光業者の広告では「世界一と言われる」「打ち上げ花火世界一」など正四尺玉に対する表現を変更している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「片貝まつり」の詳細全文を読む




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