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爬形類 : ミニ英和和英辞書
爬形類[はけいるい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [けい, かたち, ぎょう]
  1. (suf) shape 2. form 3. type

爬形類 : ウィキペディア日本語版
爬形類[はけいるい]

爬形類(はけいるい)Reptiliomorpha は、爬虫類に類似した両生類、または有羊膜類とそれに関連する四肢動物を指す分類学上の名称。
この言葉は1934年にスウェーデンの古生物学者Gunnar Säve-Söderberghによって、ペルム紀の爬虫類に似た迷歯類の総称として造られたが、結局アメリカの古生物学者アルフレッド・ローマー (Alfred Sherwood Romer) が提唱した炭竜類 Anthracosauria という学名に取って代わられた。
リンネ式分類学を取り入れた考え方では上目のランクを与えられ、絶滅種である爬虫類的両生類のみを含む。爬形上目は石炭紀に現れ、石炭紀中期には真の爬虫類が生まれていたにもかかわらず、ペルム紀中期までは陸上でも繁栄し続けた。陸生種が絶滅した後も生存した水生種も殆どがP-T境界を越えることができず、クロニオスクス科が三畳紀初期まで生き延びたのみである。
1990年代分岐学が盛んになると、再びこの用語が使われるようになる。フィロコードでは、更にそれから進化した有羊膜類全てを含む、非常に大きな単系統群である。
== 下位分類 ==
以下はLaurin & Reisz (1997) による。
* 四肢動物上綱 Tetrapoda
 * 爬形上目 Reptiliomorpha
  * カエロラキス科 Caerorhachidae
  * トコサウルス科 Tokosauridae

  * クロニオスクス目 Chroniosuchia
   * クロニオスクス科 Chroniosuchidae
  * エムボロメリ目 Emblomeri
   * エオヘルペトン科 Eoherpetontidae
   * アンスラコサウルス科 Anthracosauridae
   * プロテロギリヌス科 Proterogyrinidae
   * エオギリヌス科 Eogyrinidae
   * アルケリア科 Archeriidae
  * セイムリア形目 Seymouriamorpha
   * コトラッシア科 Kotlassiidae
   * ディスコサウリスクス科 Discosauriscidae
   * セイムリア科 Seymouriidae
    * シームリア Seymouria
    * ソレノドンサウルス Solenodonsaurus
    * ウェストロティアナ Westlothiana
 *(階級なし)コティロサウルス形目 Cotylosauria
  * ディアデクテス目 Diadectomorpha
   * リムノスケリス科 Limnoscelidae
   * ディアデクテス科 Diadectidae
    * ディアデクテス Diadectes
  * 有羊膜類


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「爬形類」の詳細全文を読む




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