翻訳と辞書
Words near each other
・ 有線音楽放送
・ 有縁壁孔
・ 有縁壁孔対
・ 有縁膜孔
・ 有繊虫
・ 有罪
・ 有罪 (曲)
・ 有罪×無罪
・ 有罪判決
・ 有罪答弁
有羊膜類
・ 有羽なぎさ
・ 有翅
・ 有翅亜綱
・ 有翅型
・ 有翅昆虫亜綱
・ 有翅胸節
・ 有翅虫
・ 有翅類
・ 有翼型クランプ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

有羊膜類 : ミニ英和和英辞書
有羊膜類[ゆうようまくるい]
amniote
===========================
: [う, ゆう]
  1. (n,vs) possession 
: [ひつじ]
 【名詞】 1. sheep 
: [まく]
 【名詞】 1. membrane 2. film 
有羊膜類 : ウィキペディア日本語版
有羊膜類[ゆうようまくるい]

有羊膜類(ゆうようまくるい Amniota)とは、四肢動物のうち、発生の初期段階に羊膜を持つものの総称。単に羊膜類 (Amniota) ともいい、英語からそのままオムニオタと呼ぶこともある。また、を持たないことから無鰓類とも呼ばれる。
有羊膜類が分岐して、爬虫類哺乳類が生まれた。有羊膜類そのものは両生類には分類されない。
==起源==
石炭紀後期に四肢動物類両生類から進化した。両生類の中からは陸上産卵する系統が何度も進化しているが、羊膜はこうした系統のひとつで、陸上に生みつけられた卵黄の多い大型卵の中で、胚の呼吸を容易にする呼吸器官として進化したと考えられている。
羊膜の存在によって、陸上で大型の胚が呼吸することが容易になったのみならず、陸上において、羊膜腔という、生理的にホメオスタシスのコントロール下に置かれた空間の中で胚が発生することが可能になり、発生プロセスにおいて外界の環境変動から胚を保護することが、より容易になった。さらに、卵殻の進化によって水分の蒸散が抑えられ、また発生に必要な水分の貯蔵庫として保水性の強い卵アルブミンから成る卵白が進化したことによって、水辺以外にも棲息範囲を広げることが容易になった。
有羊膜類は、初期に竜弓類単弓類の2系統に分化した。後に竜弓類の系統から爬虫類が、単弓類の系統から哺乳類が生まれた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「有羊膜類」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.