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無敵鋼人ダイターン3 : ミニ英和和英辞書
無敵鋼人ダイターン3[むてきこうじんだいたーんすりー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [む]
 【名詞】 1. nothing 2. naught 3. nought 4. nil 5. zero
無敵 : [むてき]
  1. (adj-na,n) invincible 2. unrivaled 3. unrivalled
: [てき]
 【名詞】 1. (1) enemy 2. rival 3. (2) opponent 
: [はがね]
 【名詞】 1. steel 
: [ひと]
 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

無敵鋼人ダイターン3 : ウィキペディア日本語版
無敵鋼人ダイターン3[むてきこうじんだいたーんすりー]

無敵鋼人ダイターン3』(むてきこうじんダイターンスリー)は、日本サンライズ(現・サンライズ)制作の日本ロボットアニメ。テレビシリーズアニメとして1978年から名古屋テレビほかで放映された。
後年、監督の富野によるスピンオフ小説『破嵐万丈シリーズ』も発表されている。
== 作品解説 ==
前番組のシリアス一辺倒だった『無敵超人ザンボット3』とは異なり、ギャグやコメディの比重が多く、コミカルかつエンターティメント性を盛り込んだ内容の作品になっている。
当初の企画であった「ボンバーX」は、サンライズの山浦栄二の発案による三段変形のロボットが活躍するアニメだった。これはスポンサーを予定していたブルマァクが倒産したため、一旦企画が頓挫。玩具メーカーのタケミをスポンサーにする計画もあったが実現はしなかった。その後、『無敵超人ザンボット3』の後番組をクローバーから打診されたときに「ボンバーX」が再浮上し、『ダイターン3』として生まれ変わった〔ブレインナビ 『ザンボット3・ダイターン3大全』 双葉社、2003年、110-111頁。〕。
「トイジャーナル」1978年2月号のクローバーによると、この段階では本作のタイトルは「未定」であるが、主人公の名前は「波嵐万丈」と決まっており、内容は「ロボットアニメに仮面ライダー的なアクション要素が加わったTVアニメーション」「女の子の二人組もビューティ・ペア的な活躍をする」としている。本作は当時、主流になりつつあった「はじめに商品が出来て、それから番組が作られた」〔トイジャーナル1978年7月号〕作品であり、『無敵超人ザンボット3』に比べ関連玩具のラインナップの充実が図られた。また販促活動も強化され、各地の百貨店では「仮面ライダーショー」のような着ぐるみショーが行われ、仮面ライダーシリーズのアクション指導もしていたプロも出演〔「トイジャーナル」1978年9月号。〕した。こうしたクローバーの取り組みとスーパーカーブームから回帰した子供層〔「トイジャーナル」1979年2月号。〕のおかげで、本作は年末商戦で大活躍をし、前番組『無敵超人ザンボット3』との比較での昨年対比で150%の売上を達成した〔。この『ザンボット3』と本作の2連続の成功は、次回作『機動戦士ガンダム』においてクリエイター側に高い自由度をもたらした〔バンダイキャラクタープラモ年代記〕。またサンライズの飯塚正夫によるとプレハブだったクローバーの本社が、この成功によってビルになったそうである〔「ガンダム・エイジ」。〕。
コミカルな作風の裏側では監督である富野は制作に苦心しており、ギャグやユーモラスの創作やトッポやビューティなどのキャラクター作りに対する悔い、また制作が追いつかない時は放送済みのフィルムを巧妙に切り貼りして、新作部分を限りなく少なく抑えた回もあった〔第34話「次から次のメカ」。メガノイドの組織内で、メガボーグの能力を模した巨大ロボットを量産し一般兵に操縦させる事で人的コストを下げると言うプランが持ち上がる。一方、主人公側はビューティ達が変形機能を省いた練習用ダイファイターやダイタンクを使った操縦訓練を行っており、そこに量産型メガボーグが現われると言う筋書きで、過去に使用したフィルムを多数再利用した。〕。過去の作品をほとんど評価することがない富野は本作に対しての評価を「個人的に80点近い点数は、今でも与えられると思っている」と語っている。
本作は映画『スター・ウォーズ』の影響が見られ、氷川竜介によると本作は「SW(スター・ウォーズ)影響の最先端」としている。実際に、オープニングでライトセーバーを使用し、『スター・ウォーズ』の日本公開上映を境にドン・ザウサーの指令が唸り声から、機械的な呼吸音になり、当時のアニメファンは「トミノさん、(スター・ウォーズを)見ましたね」とささやきあったという。また、第12話「遙かなる黄金の星」では、宇宙戦闘機の戦闘シーンが『スター・ウォーズ』の影響を受けた金田伊功によって鋭く描写されており、動画マンは「金田さんに悪いもの(スター・ウォーズ)を観せた、線がメチャクチャ増えてる」と嘆いたといわれる〔「ニュータイプ マークII」角川書店 1997年〕。
なお本作は、タツノコプロデザインオフィス・メカマンを退社しフリーになったメカニックデザイナー大河原邦男がサンライズで本格的に手掛け、戸田恵子池田秀一が声優デビューを果たした作品でもある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「無敵鋼人ダイターン3」の詳細全文を読む




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