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溶着 : ウィキペディア日本語版
溶着[ようちゃく]

溶着(ようちゃく)とは、樹脂非鉄金属を接合する技術の一種。二次加工技術とも呼ばれる(成形が一次加工)。、樹脂の場合は熱可塑性の樹脂部材を融点を超えるまで加熱し、圧力を加えると分子レベルで結合する。プラスチック溶着とも呼ばれる。また、溶着するにはプラスチック溶着機(プラスチックウェルダー)を使用する。インパルスシーラーも広義では溶着機の一種であるが、一般には工業生産で使用される機械・技術を指している。非鉄金属の場合は、ガス溶接はんだ付けする場合が多い。先の大戦以降TIG溶接が開発され、ガス溶接は減りつつもあるが未だに車のクーラー部品などに使用してる企業も少なくない。尚、JIS管理下では火気使用者資格、ガス溶接資格、ガス溶断資格がひとくくりになっているため、溶接の部類に入っていると推測されるが実際には溶着である。(類似語に圧接がある。)
== 歴史 ==
熱可塑性の樹脂を加熱して接合できることは古くより知られていたが、初めに工業生産で広く使用されたのは浮き輪やビーチボール製造に使用された高周波溶着であった。1961年、精電舎電子工業により超音波溶着機が発表されると超音波溶着が一躍脚光を浴びることとなった。数年後、フェライト振動子より圧倒的に高性能であるPZT振動子が超音波溶着機に搭載されると、超音波溶着は世界中で溶着の主流となる。その後、誘導溶着、振動溶着、レーザー溶着など新たな技術が開発されているが、タクトタイムの速さや設備費用において優位性が高く、超音波溶着は現在においても樹脂の二次加工技術の大半を占めている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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