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河海抄 : ミニ英和和英辞書
河海抄[かかいしょう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [かわ]
 【名詞】 1. river 2. stream 

河海抄 : ウィキペディア日本語版
河海抄[かかいしょう]
河海抄(かかいしょう)とは、室町時代初期に成立した源氏物語の注釈書である。
== 概要 ==
四辻善成著の全20巻20冊からなる〔10冊本や15冊本もある。〕源氏物語の注釈書である。もともとは貞治年間(1362年から1367年まで)の初めの頃に室町幕府第二代将軍足利義詮の命令によって作成し献上したとされたものであり、宮中での源氏物語の講義の内容をまとめたものとされる。現在写本などの形で見られる「河海抄」はその後も四辻善成が長年に亘って考察を書き加えていったものと考えられている。また四辻善成は、後年に本書の秘説32項目を別冊化した『珊瑚秘抄』を作成している。
書名の「河海」とは、「河海は細流を厭わず、故に其の深きことを成す」(『史記』李斯列伝)との成語に由来するとみられる〔阿部邦宏「主要古注釈書一覧 5 河海抄」林田孝和・植田恭代・竹内正彦・原岡文子・針本正行・吉井美弥子編『源氏物語事典』大和書房、2002年(平成14年)5月、p. 63。 ISBN 4-4798-4060-5 〕。また四辻善成は「従五位下物語博士源惟良」という名前で署名しているが、この「惟良」という名前は源氏物語の作品中で光源氏の従者として本名で登場する二人の人物である藤原惟光源良清を合わせたものであると考えられている〔安藤徹「光源氏の<かたみ> 惟光と良清の立身分身」久保朝孝・外山敦子編『端役で光る源氏物語』世界思想社教学社、2009年(平成21年)1月、pp. 21-42。 ISBN 978-4-7907-1384-5 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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