翻訳と辞書
Words near each other
・ 水素原子
・ 水素原子におけるシュレーディンガー方程式
・ 水素原子におけるシュレーディンガー方程式の解
・ 水素原子のシュレーディンガー方程式
・ 水素受容体
・ 水素吸蔵合金
・ 水素増感
・ 水素循環社会
・ 水素担体
・ 水素指数
水素改質
・ 水素放電管
・ 水素水
・ 水素添加
・ 水素添加作用
・ 水素添加油
・ 水素炎イオン化検出器
・ 水素燃料
・ 水素燃料エンジン
・ 水素燃焼エンジン


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

水素改質 : ミニ英和和英辞書
水素改質[すいそ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

水素 : [すいそ]
 【名詞】 1. hydrogen 
: [もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation
: [かい]
 (n-suf) revision
: [しつ, たち]
 【名詞】 1. quality 2. nature (of person)

水素改質 ( リダイレクト:水蒸気改質 ) : ウィキペディア日本語版
水蒸気改質[すいじょうきかいしつ]
水蒸気改質(すいじょうきかいしつ、steam reforming)は炭化水素石炭から水蒸気を用いて水素を製造する方法である。水蒸気変成(すいじょうきへんせい、steam reforming)、水素改質(すいそかいしつ、hydrogen reforming)、接触酸化(せっしょくさんか、catalytic oxidation)とも呼ばれ、工業的には主要な水素製造法である。小規模な水蒸気改質装置は現在、水素を燃料電池へ供給する手段として科学的な研究が行われている。

== 工業的改質 ==
水蒸気メタン改質(steam methane reforming、SMR)とも呼ばれる天然ガスの水蒸気改質は、工業的なアンモニア合成に使われる水素の他、商用向けに大量の水素を製造する最大の方法である。また、その方法は最も安価な方法である〔George W. Crabtree, Mildred S. Dresselhaus, and Michelle V. Buchanan, ''The Hydrogen Economy'', Physics Today, December, 2004 〕。高温(700〜1100℃)において金属触媒が存在すると、水蒸気メタンと反応し、一酸化炭素と水素が得られる。
: CH4 + H2O → CO + 3 H2
米国では年間900万トンの水素を製造し、そのほとんどが天然ガスの水蒸気改質によるものである。2004年に水蒸気改質から得られた水素を用いたアンモニアの世界的な生産量は1億900万トンだった。〔United States Geological Survey publication
このSMR法はナフサ接触改質や、ハイオクガソリンと共にかなりの量の水素を作り出す石油精製プロセスとは全く異なる。
大量のエチレンは、大きな炭化水素を小さな分子へ分解する(すなわち、改質する)スチームクラッキングと呼ばれる無触媒過程により製造される。2003年には、様々な炭化水素(メタン、エタンLPGナフサ重油)のスチームクラッキングによって世界中で9700万トンのエチレンが製造された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「水蒸気改質」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Steam reforming 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.