翻訳と辞書
Words near each other
・ 歴舟川
・ 歴覧
・ 歴訪
・ 歴遊
・ 歴遊天竺記伝
・ 歴青
・ 歴青炭
・ 歵
・ 歶
・ 歷
歷史
・ 歸
・ 歸來駅
・ 歸國
・ 歹
・ 歹部
・ 歺
・ 死
・ 死 ん だ 妻 に 似 て い る
・ 死がい


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

歷史 ( リダイレクト:歴史 ) : ウィキペディア日本語版
歴史[れきし]

歴史(れきし、:historia、:History)は、何かしらの事物が時間的に変遷したありさま、あるいはそれに関する文書記録のことを言う。主に国家文明など人間社会対象とする〔広辞苑「人類社会の過去における変遷・興亡のありさま」〕〔大辞林「人間社会が時間の経過とともに移り変わってきた過程と、その中での出来事。
また、それをある秩序・観点のもとにまとめた記録・文書」〕。記述された事を念頭に置いている。ヴィルヘルム・ヴィンデルバント科学分類に拠れば、「自然科学が反復可能な一般的法則であるのに対し、歴史科学が対象とする歴史は反復が不可能である一回限りかつ個性を持つもの」と定義している。また、現在に至る歴史を「来歴」と言う。
== 概要 ==

=== 歴史の意味 ===
「歴史」とは、少なくとも二つの意味を有している。一つは、現実に存在する「もの」が変遷する様そのものを言い換えて「歴史」と定義するものである。しかしその経緯は保存される事は無く、やがて消える。もう一つの「歴史」の意味は、この消え行く変遷を対象化して記述・記録された結果を指し、「歴史記述」と言うことができる。
記述・記録される、または複数残した何らかの経時的事象を分析・系列化して初めて「歴史」を構築する。ある少数民族が文字または別な手段の歴史記述を残さず、しかも史料をただひとつしか示さなかったとすれば、彼らが現実に存在し「歴史」を刻んでも、後世の文明にとって存在の歴史はあると推測できても、歴史の変遷を知ることは出来ない。それどころか痕跡を残さなかったものは、その存在さえ無かったも同然である。
このように後世に認識できる「歴史」とは、少なくとも認識可能な出来事の断片が残存していることが必要な条件となる。これには濃淡があり、対象・時代・地域などが影響し、人類を対象とした民族の歴史の場合には、彼らが歴史を記述することに関心を払う程度にも左右される。
以後は、「後世に認識された歴史」を対象とする。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「歴史」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 History 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.