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正徹本源氏物語 : ミニ英和和英辞書
正徹本源氏物語[しょうてつほんげんじものがたり]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ただし, せい, しょう]
 【名詞】 1. (logical) true 2. regular 
: [ほん, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 
本源 : [ほんげん]
 【名詞】 1. origin 2. root 3. cause 4. principle
: [みなもと, げん]
 【名詞】 1. source 2. origin 
源氏 : [げんじ]
 【名詞】 1. (1) Genji (the character in the Genji Monogatari) 2. (2) the Minamoto family 
源氏物語 : [げんじものがたり]
 (n) the Tale of the Genji
: [うじ]
 【名詞】 1. family name 2. lineage 3. birth 
: [もの]
 【名詞】 1. thing 2. object 
物語 : [ものがたり]
  1. (n,vs) tale 2. story 3. legend 
: [ご]
  1. (n,n-suf) language 2. word 

正徹本源氏物語 : ウィキペディア日本語版
正徹本源氏物語[しょうてつほんげんじものがたり]
正徹本源氏物語(しょうてつほんげんじものがたり)とは、室町時代中期の歌人僧侶である正徹が書写しその旨の奥書を書き加えた源氏物語の写本。またそれをもとに書写された源氏物語の写本
== 概要 ==
正徹は数多くの和歌を詠むとともに源氏物語について冷泉為尹や『源氏雑抄物』等の著書のある今川了俊に学んでおり、自身も永享12年(1440年)には源氏物語の注釈書「一滴集」を著わすなどしている。正徹本奥書の記述によれば、正徹本とは冷泉家に伝わった冷泉為相所持本をもとにし、いくつかの写本を校合した本文であるとみられる。現在専修大学に所蔵されている「桐壺」巻のみの写本は、冷泉家相伝の冷泉為相本『源氏物語』の書写であるとされるが、その本文は正徹本に近いものである〔久保木秀夫「冷泉為相本、嘉吉文安年間における出現」日向一雅・仁平道明編『源氏物語の始発 桐壺巻論集』竹林舎、2006。 ISBN 4-9020-8412-0 〕 。現存する写本に見られる本文系統はおおむね三条西家本に近い青表紙本であるが、ほかの青表紙本に見られない異文が含まれていることもある〔加藤洋介「境域を行く 室町期の源氏物語本文--三条西家本と正徹本と」學燈社編『國文學 解釈と教材の研究』第46巻第14号(通号第677号)(特集 王朝文学--韻文と散文の交通)、學燈社、2001年(平成13年)12月、pp. 54-60。 〕。吉澤義則は正徹本を源氏物語の流布本が河内本から青表紙本に変わっていく際の転換点にあたる伝本であるとしている〔吉沢義則「正徹自筆本」『源氏随攷』晃文社、1942年(昭和17年)5月、pp. 271-273。〕。上原作和は、正徹本系統の本文を、「定家卿本」として巷間流布していた青表紙本系の中の「定家自筆本明融本大島本」(第一類)、「榊原家本横山本」(第二類)に次ぐ、第三類の流布本系の可能性があるとしている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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