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横井英樹 : ミニ英和和英辞書
横井英樹[よこい ひでき]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [よこ]
 【名詞】 1. beside 2. side 3. width 
: [い]
 【名詞】 1. well 

横井英樹 : ウィキペディア日本語版
横井英樹[よこい ひでき]

横井 英樹(よこい ひでき、1913年(大正2年)7月1日 - 1998年(平成10年)11月30日)は、日本実業家1953年(昭和28年)の老舗百貨店、白木屋の株買占めや東洋郵船設立による海運業への進出で脚光を浴びた。本名は横井千市。
== 来歴・人物 ==
愛知県中島郡平和町(現・稲沢市)の貧しい農家に二男・千市として生まれた。祖母が「千両箱」や「千人力」の「千」が好きで千市と付けたが、本人はその名は好きではなく、後に「英樹」と改名する。
父親の鉞次郎(えつじろう)は、18、19歳の頃にお尻にデキ物ができ、手術をしたら足が悪くなり、仕事をしなくなった。やけになり、朝から酒を飲み道の真ん中に大きく寝、通行人が通ろうとするとガバッとおきあがり、銭をせびっていたという〔講談社 現代 1999年2月号「最後の“銭ゲバ”横井英樹の奇矯な生涯」より〕。相撲取りのように体が大きく、鉞次郎がいたらみんな逃げていた。鉞次郎は家の中でも暴れ、妻の政(まさ)の髪の毛をひっぱるなどの暴力をふるい、政と千市は夜に裸足で逃げたこともあったという。酒乱の鉞次郎をみていた千市は、成人してからもアルコールはほとんど飲まなかった。鉞次郎は千市が学校に通うのを嫌い〔、「ウチのような貧乏人は、子供を学校へなんかやらんでいい。字なんておぼえんでいい!」と千市のカバンを隠したり、教科書を破ったりしていた〔。それでも千市は遅刻をしてでも小学校に通った。同級生によると成績は優秀で字もうまかったという。ただ乱暴者でガキ大将だったとのことであった〔。
母の政は近所の農家の機織りをして辛うじて一家の家計は保たれていたが、必死に働く母を見て千市は小学校の頃から働き始める。それを不憫に思った近所の石田輝英は「自分の好きなものをつくれ」と石田家の畑の端の90坪の土地を貸した。その土地で千市はジャガイモや白菜を作り近所で売った。売ったお金で母親においしい物を買ってあげた。家の前に建つ紡績工場を見ては伯母に、「いまに、ああいうでかい工場を建ててみせるでよ」と豪語していたという。書道の素質を見込んだ菩提寺・忍順寺の住職が高等小学校に上げてくれたが1年で退学した。15歳になった千市は行李に浴衣・ぞうり姿で上京する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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