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構 : ウィキペディア日本語版
構[かまえ]

(かまえ)とは、漢字の少なくとも二辺にまたがる構成要素であり、上と左にまたがるおよび左と下にまたがるを除いたものである。漢字を外側から包むような形をしている。
==主な構==
表外字の太字は常用漢字表に追加予定のもの。
*もんがまえ: 開、間、関など。門に関する意味を表す。構の中では最も字数が多い。常用漢字は 10。なお、問、聞、悶は門を音符とする形声字であり、それぞれに分類される。また、元々はとうがまえ(下記)だったものが変化したものも含まれる。
 *常用漢字: 閉 開 間 閑 閣 関 閥 閲 闇 闘
 *表外字: 閂 閃 閊 閏 閤 閻 閾 闊 闖 など
*くにがまえ: 国、囲、園など。まわりを囲む意味を表す。常用漢字は 12 で、構の中では最も多い。
 *常用漢字: 四 囚 因 回 団 囲 困 図 固 国 圏 園
 *表外字: 囮 圃 など
*はこがまえ(ホウ)・かくしがまえ(ケイ): 区、匿、匹など。隠す意味を表す。元々、はこがまえ(匚)と、かくしがまえ(匸)とは異なる字体、異なる部首であったが、今日ではほとんど同じ字形であるため、一緒に数えられることが多い。
 *常用漢字: 匠 区 匹 医 匿
 *表外字: 匡 匣 など
*ぎょうがまえ・ゆきがまえ: 街、衛、術など。道に関わる意味を表す。ぎょうにんべんには含まれず、独自の部首である。
 *常用漢字: 術 街 衝 衛 衡
 *表外字: 衍 衒 衢 など
*つつみがまえ: 包、勺など。人がかがみこんだ動作を意符としたもので、まがる意味を表す。除外「句」→口部
 *常用漢字: 勾 匂 包
 *表外字: 勺 匁 勿 匍 匐 など
*けいがまえ(どうがまえ、えんがまえ): 冊など。なお、部首名の「どう」は「同」だが、「同」はに分類される。また辞書によっては「内」を含める場合もある。
 *常用漢字: 円 冊 再
*かざがまえ: 凪など。かざがまえと呼ばせるのは「風」から構を取って作った国字のみ。なお「風」は風部。部首としてはきにょうに含ませる。ここではきにょうが部首の字も示す。
 *常用漢字: 凡
 *主な表外字: 凧 凪 凩 凰 など
*ほこがまえ(かのほこ): 戎、戒など。戦に関する文字が見られる。除外「威」→女部
 *常用漢字: 成 我 戒 戚 戴
 *表外字: 戊 戎 或 など
*しきがまえ(よくがまえ): 式、弐など。
 *常用漢字: 式 弐
 *表外字: 弑 など
*きがまえ: 気など。蒸気を表す。比較的知名度が高い構だが、日常で用いられる漢字は「気」ぐらいである。また、中国では気体元素のために作られた漢字が多数見られる。
 *常用漢字: 気
 *表外字: 氛など
*とうがまえ・たたかいがまえ: 鬨など。戦に関する字が集まる。常用漢字はなし。なお、たたかいがまえという読みは「闘」の旧字体、「鬪」に因む。
 *表外字: 鬨 鬩 鬮 など

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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