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枝の主日 : ミニ英和和英辞書
枝の主日[えだのしゅじつ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ぬし, おも]
 【名詞】 1. owner 2. master 3. lover 4. god 
主日 : [しゅじつ]
 【名詞】 1. the Sabbath 2. the Lord's Day
: [にち, ひ]
  1. (n-adv,n-t) sun 2. sunshine 3. day 

枝の主日 : ウィキペディア日本語版
枝の主日[えだのしゅじつ]

枝の主日(えだのしゅじつ)は、キリスト教の移動祝日で、復活祭の一週間前の日曜日にあたる。聖週間の初日となる。「枝の主日」はカトリック教会ルーテル教会での呼び名であるが〔「枝の主日」は何の枝? 〕、正教会でもこの名称を用いることがある〔教会奉神礼 予定表 ロシア正教会駐日ポドヴォリエウェブサイト)〕。
教派によって呼び方が異なる。正教会での聖枝祭(花の主日)プロテスタントでの棕櫚の主日に相当する。日本聖公会では「復活前主日」に同様の記念がなされており、これを「棕櫚の主日」と呼ぶこともある。
復活祭に連動して日付が決まるため、復活祭の日付の計算方法が異なる東方教会西方教会の間で、日付が異なることもあれば、同日になることもある。西方教会では、グレゴリオ暦3月中旬から4月中旬に来ることとなる。東方教会のうち、エパクト計算上ユリウス暦を用いる諸教会では、グレゴリオ暦にすると、西方教会より約1ヶ月(朔望月1回分)遅れる場合(と遅れない場合)があって、3月末から5月上旬となる。
この祝日は、イエス・キリストがロバに跨り、エルサレムに入城したときを記念するものである。ヨハネ福音書では、エルサレムに来たイエスを、群衆がナツメヤシの枝を手に持ち「ホサナ。主の名によって来られる方に、祝福があるように、イスラエルの王に。」(ヨハネ12:13、新共同訳)と叫んで迎えた(フランシスコ会訳では「ホザンナ。ほめ賛えられるように、主の名によって来られる方、イスラエルの王。」)。
そこでこの祝日では、ナツメヤシなどのヤシ科の植物の(植物学的には)が祝別聖別)される。しかし、キリスト教会は、ナツメヤシの生育地をはるかに超えて世界的に広がっているため、地方ごとに、ふさわしいとされる、さまざまな樹種の枝葉が用いられている。アルプス以北の西ヨーロッパでは、自生する数少ない常緑樹であるツゲが用いられることが多く、更に寒冷な北ヨーロッパ東ヨーロッパでは、早春に真っ先に芽吹くネコヤナギが用いられる地域が多い。日本でも、温暖な西南日本のカトリック教会では、葉の形状がナツメヤシと似ており、かつよく生育するソテツの葉を用いるところが多い。ソテツの生育できない北日本では、北欧の教会や、東欧の正教会などと同様に、ネコヤナギを用いるところもある。
また、祝別される枝の使用方法は地域によって様々で、美しく編まれて使用されることもある。
== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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