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朴栽弘 : ミニ英和和英辞書
朴栽弘[さい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [さい]
 (n) planting

朴栽弘 : ウィキペディア日本語版
朴栽弘[さい]

朴 栽弘(박재홍、パク・チェホン、1973年9月7日 - )は、韓国出身の元プロ野球選手
==経歴==
1992年、高校3年の時に出身地光州広域市を本拠地とするヘテ・タイガースに1次ドラフトで指名されたが、これを拒否し延世大学校へ進学した。卒業後も、ヘテへの入団を拒否し、社会人野球の現代フェニックスに入団が内定されていた。1995年シーズンオフ、現代グループが当時の太平洋ドルフィンズを買収し、現代ユニコーンズとして韓国野球委員会に参入したが、へテ・タイガースが彼に対する永久交渉権を持っており、彼は依然としてヘテに対する拒否の姿勢を崩さなかったため、プロ入りは難航していた。それで、現代ユニコーンズはヘテとの協議を経て、一旦朴をヘテに入団させてから、現代が主力投手の崔尚徳を出す条件で、トレードで現代ユニコーンズに入団させることにした。ヘテとの契約条件は朴と現代ユニコーンズで合意した内容であった。
プロ1年目から走攻守に秀でたその才能を発揮し、韓国プロ野球史上初の30本塁打、30盗塁を達成し、さらに本塁打王、打点王の2冠のタイトルを獲得、新人王にも輝いた。その後も現代の主力打者として活躍し、1998年、2000年と2度の韓国シリーズ優勝に貢献した。
だが2001年、2002年とやや成績を落とすと、2003年鄭成勲(チョン・ソンフン)との1対1トレードで、あいにくも頑なに入団を拒否してきた起亜タイガースに移籍された。2003年こそ打率3割を記録し、起亜もレギュラーシーズン2位と優勝戦線に残ったが、翌2004年は怪我などの影響もありプロ入り後自己最低の73試合にしか出場できなかった上、愛着のないチームに移籍された所為か、怠慢と見られるプレイが目立ち、チームの和を乱すと批判された。そのため、2005年金熙杰との交換でSKワイバーンズにトレードされた。
プロ生活をスタートしたかつての現代の本拠地の仁川広域市を本拠地としているSKに移籍した朴栽弘は復活を遂げ、2005年打率3割を記録し、史上初となる通算200本塁打、200盗塁も達成した。その後もSKの主力外野手として活躍を続け、2007,08年の韓国シリーズ2連覇にも貢献した。また2009年には史上初となる通算250本塁打、250盗塁を達成した。しかし2010年以降年齢による衰えか、出場機会が減りはじめた。2011年12月にはプロ野球選手会会長に就任した。
打席に立つと、応援席からは「豪打俊足(ホタジュンジョク)、パクチェホン!」のコールが響くことでもよく知られている。また、SKの本拠地文鶴野球場の1塁側内野席1階の上には、朴栽弘の通算本塁打、盗塁数を示す記録ボードが掲げられている。
国際大会の経験も豊富で、アジア大会の野球韓国代表として1998年、2002年の韓国代表の2連覇にも貢献し、2006年大会にも出場し3大会連続出場となった。五輪には2000年シドニー五輪にのみ出場している。アテネ五輪はアジア地区予選に出場したが、韓国代表が予選敗退したため出場はならなかった。国際大会で好成績を残していることもあり、「リトルキューバ」のニックネームがある。2009 ワールド・ベースボール・クラシックの予備選手だったが、最終エントリーには登録されなかった。
2012年10月3日の対LGツインズ戦で、左翼席へ本塁打を放ち、韓国プロ野球史上通算7人目の300本塁打を記録した。だが出場機会が減り、同年限りでSKを退団となった。移籍先は見つからず、2013年1月、現役引退を表明し同年より野球解説者に転身した。2013年4月20日、SKの本拠地・文鶴野球場で引退セレモニーを開催する予定だったが試合が雨天中止となったため、5月18日に行われた。だがこの日もまた雨に降られ、7回途中で降雨コールドゲームとなったロッテジャイアンツ戦終了後の引退セレモニーは土砂降りの中で進行となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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