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旅団戦闘団 : ミニ英和和英辞書
旅団戦闘団[りょだんせんとうだん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [たび]
  1. (n,vs) travel 2. trip 3. journey 
旅団 : [りょだん]
 【名詞】 1. brigade 
: [だん]
 【名詞】 1. body 2. group 3. party 4. company 5. troupe
: [いくさ]
 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight 
戦闘 : [せんとう]
  1. (n,vs) battle 2. fight 3. combat 

旅団戦闘団 : ウィキペディア日本語版
旅団戦闘団[りょだんせんとうだん]
旅団戦闘団(りょだんせんとうだん、brigade combat team:''BCT'')は、アメリカ陸軍の基本となる展開可能な機動部隊である。旅団戦闘団は戦闘兵科の1個機動旅団と、それに付属する支援部隊と砲兵部隊により構成される。通常、指揮官は大佐(O-6)であるが、稀に准将(O-7)が補せられることもある。旅団戦闘団は、親師団から離れて作戦を継続するのに必要な支援部隊を伴っており、以前は師団砲兵(DIVARTY)から受けなければならなかった組織的な砲兵支援を行う部隊も含んでいる。

== 概要 ==
旅団戦闘団は米軍再編計画のもとで採択された新しい戦闘単位である。米陸軍再編では指揮統制の迅速化と戦力投入の効率化のため、従来採用されてきた旅団-師団-軍団-軍という4段階の指揮系統が見直され、UEy‐UEx‐UAとして再構築された。このうち戦術階梯における実戦部隊であり、またもっとも小規模な戦力単位でもある''UA''(Unit of Action)を具体化したのが旅団戦闘団(BCT: Brigade Combat Team)であった。
旅団戦闘団は一見すると既存の旅団と大差ないように見えるが、米軍全体の再編制に伴って大きな変化を遂げている。従来のアメリカ陸軍旅団は典型的な師団旅団であり、諸兵科連合作戦を遂行する能力はなく、また各種の後方支援部隊などをほとんど持たなかったため旅団単独で海外に派遣されることはなく、部隊を動かす際には戦力を逐次抽出して戦闘団を編成するか、あるいは師団全体を動かすしかなかった。
これに対し旅団戦闘団(BCT)には諸兵科連合能力と最低限の後方支援能力が与えられることにより、最低限の追加部隊の配属のみで世界中のどこへでも派遣しうるようになった。これらのBCTは小規模の師団として親部隊から独立しての活動が可能となり、一方ではBCTに所属する兵士たちは3年間留まることになった。このことが準備態勢を補強して部隊の団結を高めた。
なお、アメリカ国防総省が2010年2月1日に発表したQDRでは陸軍全体で73個の旅団戦闘団(現役45個、予備役28個)を維持することとなっている。その内訳は40個歩兵旅団戦闘団(現役20個、予備役20個)、8個ストライカー旅団戦闘団(現役7個、予備役1個)、25個機甲旅団戦闘団(現役18個、予備役7個)とされている。その後現役機甲旅団戦闘団17個、現役ストライカー旅団戦闘団8個に変更された。
2013年6月25日に旅団戦闘団の現役部隊を45個から33個に2017年9月末までに削減することが発表された。ストライカー旅団戦闘団8個は不変だが、機甲旅団戦闘団が17個から11個、歩兵旅団戦闘団(軽歩兵)は10個から6個、歩兵旅団戦闘団(空挺)は6個から5個、歩兵旅団戦闘団(空中強襲)は4個から3個に削減される。但し、戦力の低下を最小限に止める為、機甲旅団戦闘団と歩兵旅団戦闘団の編成を変更し、傘下の戦闘部隊を2個大隊から3個大隊に増やした(ストライカー旅団戦闘団は従来より3個大隊)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「旅団戦闘団」の詳細全文を読む




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