翻訳と辞書
Words near each other
・ 文化省 (フランス)
・ 文化省 (ブラジル)
・ 文化省 (ロシア)
・ 文化省 (中華人民共和国)
・ 文化研究
・ 文化社会学
・ 文化祭
・ 文化祭の夜
・ 文化祭ウラ実行委員会
・ 文化祭実行委員会
文化科学
・ 文化科学宮殿
・ 文化科学研究科
・ 文化科学高等研究院出版局
・ 文化精神医学
・ 文化系
・ 文化系トークラジオ Life
・ 文化経済学
・ 文化経済学者
・ 文化結合症候群


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

文化科学 : ミニ英和和英辞書
文化科学[ぶんかかがく]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ぶん]
 【名詞】 1. sentence 
文化 : [ぶんか]
 【名詞】 1. culture 2. civilization 3. civilisation 
: [か]
 (suf) action of making something
: [か]
  1. (n,n-suf) department 2. section 
科学 : [かがく]
 【名詞】 1. science 
: [がく]
 【名詞】 1. learning 2. scholarship 3. erudition 4. knowledge 

文化科学 : ウィキペディア日本語版
文化科学[ぶんかかがく]
文化科学(ぶんかかがく、:Kulturwissenschaft)とは、ドイツの哲学者リッケルトによる科学分類であり、一般法則定立的方法をとる自然科学に対して、個性的・記述的方法をとる科学を指す。現在では広く人文科学社会科学との総称として用いられる(人文学は含まれない)。
== 概要 ==
19世紀末のドイツにおいて、新カント派リッケルトヴィンデルバントらは、歴史的諸学が自然科学と異なる点に注目した。すなわち、価値から離れた自然法則を一般的方法により把握するのが自然科学であるのに対し、歴史諸科学は、文化的価値を付与された文化形態、文化的価値関係を個別的な方法で把握するものである。そして、後者を文化科学と呼んだ。
その後、マックス・ウェーバーカッシーラーらの方法論に影響を与えるなかで、自然科学に対する諸学の総称として従来の精神科学の代わりに用いられるようになった。たとえば、ウェーバーにとって、「何らかの具体的現象を、その十全な現実性において漏れなく因果的に遡及することは、実際上、不可能なだけではなく、まったく無意味」であるから、文化科学は「個々の場合に、ある出来事の『本質的』な構成部分が帰属されるべき原因だけを掴み出す」ものであり、つまりは、法則を探求することでなく具体的な因果連関(個性的な布置連関)を求めることなのである(『社会科学方法論』88~90頁)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「文化科学」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.