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散文のトリスタン : ミニ英和和英辞書
散文のトリスタン[さんぶんのとりすたん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

散文 : [さんぶん]
 【名詞】 1. prose 
: [ぶん]
 【名詞】 1. sentence 

散文のトリスタン : ウィキペディア日本語版
散文のトリスタン[さんぶんのとりすたん]
散文のトリスタン''(Tristan en prose)''は、13世紀フランス散文作品。それまで韻文で書かれてきたトリスタンとイゾルデの説話を、長大なロマンスにまとめたものである。トリスタン伝説を初めてアーサー王物語に組み込んだ作品でもある。また、『ランスロ=聖杯サイクル』が大きな成功を収めたあとに書き始められた最初の重要な散文作品で、『散文のトリスタン』の後半部は『ランスロ=聖杯サイクル』に大きく影響を受けている。
== 著者 ==
序文によると、本書の最初の部分(とくに聖杯探求の物語より前)の作者はリュース・ド・ガ(Luce de Gat)という謎の人物であるとされ、おそらく1230年から1235年に書かれた。1240年以降に全体を手直しされ、後半部が書き加えられた。本書の結びで、2人目の作者はエリ・ド・ボロン(Helie de Boron)と名乗り、自分は同じくアーサー王物語の著者の一人、詩人ロベール・ド・ボロン(Robert de Boron)の甥であると付け加えている。エリー・ド・ボロンの言うところでは、『薔薇物語』の著者の場合と同じく、リュースが書き残したものを見つけて収集したのだとしている。2人の著者が書き記しているそれぞれの来歴および、ラテン語の原典があってそれを翻訳した、という主張を真剣に受け取る学者はいない〔Renée Curtis, ''The Romance of Tristan'', p. xvii.〕〔Baumgartner, Emmanuèle (1958). “Luce de Gast et Hélie de Boron, le chevalier et l’écriture”. In ''Romania'' 106 (1985): 326-340; Curtis, Renée L. (1958). “The Problems of the Authorship of the Prose Tristan”. In ''Romania'' LXXIX (1958): 314-38.〕


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「散文のトリスタン」の詳細全文を読む




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