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支子 ( リダイレクト:クチナシ ) : ウィキペディア日本語版
クチナシ[こ, ね]

クチナシ(梔子、巵子、支子、学名: )は、アカネ科クチナシ属常緑低木である。野生では森林の低木として自生するが、むしろ園芸用として栽培されることが多い。果実漢方薬の原料(山梔子)となることをはじめ、様々な利用がある。
果実が熟しても割れないため、「口無し」という和名の由来となっている説もある。他にはクチナワナシ(クチナワ=ヘビのこと、ナシ=果実のなる木、よってヘビくらいしか食べない果実をつける木という意味)からクチナシに変化したという説もある。
== 形態・生態 ==
樹高1-3 メートルほどの低木。対生で、時に三輪生となり、長楕円形、時にやや倒卵形を帯び、長さ5-12 センチメートル、表面に強いつやがある。筒状の托葉をもつ。
花期は6-7月で、葉腋から短い柄を出し、一個ずつを咲かせる。花弁は基部が筒状で、先は大きく6弁に分かれ、開花当初は白色だが、徐々に黄色に変わっていく。花には強い芳香があり、学名の種名 は「ジャスミンのような」という意味がある。
10-11月ごろに赤黄色の果実をつける。果実の先端に萼片のなごりが6本、針状についていることが特徴である。また、側面にははっきりした稜が突き出る。


ファイル:கும்பை3.jpg|
ファイル:Gardenia jasminoides1MTFL.jpg|
ファイル:Gardenia Flower.jpg|八重咲きの花
ファイル:Gardenia jasminoides fruit.jpg|果実
ファイル:Gardenia jasminoides's tree.JPG|熟した果実のついた樹(2009年11月撮影)

ファイル:Gardenia jasminoides fruit (Artipe oryx okinawana's larva lives).JPG|イワカワシジミの食痕がある果実(沖縄県宜野湾市、2008年12月)

スズメガに典型的な尻尾(尾角)をもつイモムシがつくが、これはオオスカシバ幼虫である。奄美大島以南の南西諸島に分布するイワカワシジミシジミチョウ科)の幼虫は、クチナシのつぼみや果実等を餌とする。クチナシの果実に穴が開いていることがあるが、これはイワカワシジミの幼虫が中に生息している、または生息していた跡である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Gardenia jasminoides 」があります。




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