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折原一 : ミニ英和和英辞書
折原一[おりはら いち]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [おり]
  1. (n-adv,n-t) chance 2. suitable time 
: [はら, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation
: [いち]
  1. (num) one 

折原一 : ウィキペディア日本語版
折原一[おりはら いち]

折原 一(おりはら いち、1951年11月16日 - )は日本小説家推理作家埼玉県久喜市生まれ。日本推理作家協会本格ミステリ作家クラブ会員。
== 経歴・作風 ==
早稲田大学第一文学部卒業後、JTBに入社。JTB勤務中の主な業務は出版関係の仕事だった。その後月刊旅行誌「」の編集部員になる。
1985年、「おせっかいな密室」がオール讀物推理小説新人賞の最終候補作となる。1988年に、同作を含む短編集『五つの棺』が東京創元社より刊行され、作家活動を開始。次いで同社より「鮎川哲也と十三の謎」の1冊目として『倒錯の死角(とうさくのアングル) 201号室の女』が刊行される。同年に執筆した長編推理小説『倒錯のロンド』が江戸川乱歩賞最終候補作まで残るものの落選。1995年早川書房より刊行した小説『沈黙の教室』で第48回日本推理作家協会賞を受賞。
執筆する作品のほとんどに叙述トリックが使われており、(「叙述トリック」という枕詞がネタバレに成り得ない程に)日本を代表する叙述トリック作家といえる。特に『倒錯のロンド』自体は乱歩賞応募そのものをテーマにした類例のない作(ショートショートコンテストなどで楽屋ネタの例はあるものの、入れ子状の凝った長編形式でに虚実を往還する)で大きな話題を呼んだ。
異常心理と実在の事件を好んで取り上げ、基本的にはダークな作風だが、一方では黒星警部シリーズなどのドタバタ調ミステリも手がけている。
妻は同じく小説家の新津きよみ。共に執筆した小説『二重生活』が講談社より刊行されている。また、同じく推理作家の北村薫は、早稲田大学の先輩に当たり、大学在学時にはともにワセダミステリクラブに所属していた。折原の著書の一つ『ファンレター』には全編を通して"西村香"という覆面作家が登場している。
作中で活躍する探偵は、密室マニアであるが故に簡単な事件も「密室」と捉えてしまい、かえって事態をややこしくする迷警部の黒星光などがいる。
ホラー作品、「チェーンレター」発表当初は「青沼 静也」のペンネームを使用した。
日本テレビ「マジカル頭脳パワー」の「マジカルミステリー劇場」の原案ブレーンに関わっていた事もある。またフジテレビアナウンサー笠井信輔は自身のプロフィールで公言する程の折原ファンである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「折原一」の詳細全文を読む




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