翻訳と辞書
Words near each other
・ 応カ・歪み関係
・ 応トウ
・ 応乾
・ 応仁
・ 応仁の乱
・ 応仁・文明の乱
・ 応仁・文明の大乱
・ 応仁文明の乱
・ 応仁文明の大乱
・ 応仁記
応供
・ 応保
・ 応働
・ 応其
・ 応其上人
・ 応其寺
・ 応其村
・ 応分
・ 応力
・ 応力-ひずみ図


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

応供 : ウィキペディア日本語版
応供[おうぐ]
応供おうぐサンスクリット語 अर्हत् arhat)とは、仏教を信仰し修行する比丘の中でも、供養を受けるにふさわしい者という意味。中国仏教において用いられた音写語は阿羅漢(あらかん)である。釈迦在世時代のインドでは、宗教的に最高の境地に達した聖者をこのように呼んだ。如来の別号である十号の一つにあげられており、そのものを指す呼び名である。
上座部仏教などの部派仏教でも、仏である釈迦の教法によって解脱した聖者・声聞(しょうもん)の最高位と位置づけられている。一方、成仏(仏陀に成る)を標榜する大乗仏教では、「小乗仏教(部派仏教への蔑称)を実践しても阿羅漢止まりである」として軽んじる傾向が強い。
なお、同じ大乗でも、釈迦の教説としては最終最後とされる大般涅槃経の四依品では、人四依の一人として、応供、すなわち阿羅漢果の声聞は、実は菩薩十地の境涯と何らかわらず、仏道を成ぜんと欲せば、いつでも仏と成ることのできる人とされ、実は如来仏と何ら区別するものではないと判じて、長年にわたる小大乗の論争に決着をつけようとしている。
== 関連項目 ==

* 阿羅漢


*

category:僧

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「応供」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.