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役に立つ馬鹿 : ミニ英和和英辞書
役に立つ馬鹿[やくにたつばか]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [やく]
  1. (n,n-suf) use 2. service 3. role 4. position 
役に立つ : [やくにたつ]
  1. (v5t) to be helpful 2. to be useful 
立つ : [たつ]
  1. (v5t) to stand 
: [うま]
 【名詞】 1. (1) horse 2. (2) promoted bishop (shogi) 
馬鹿 : [ばか]
  1. (adj-na,exp,n) fool 2. idiot 3. trivial matter 4. folly 
鹿 : [しか]
 【名詞】 1. deer 

役に立つ馬鹿 : ウィキペディア日本語版
役に立つ馬鹿[やくにたつばか]
役に立つ馬鹿()は、政治用語で、良い活動をしていると無邪気に信じて実際にはそれと気付かずに悪事に荷担している者、プロパガンダに利用されている者をさす言葉。軽蔑表現。
この用語は元々、西側諸国に存在するソビエト連邦シンパを指す言葉として用いられた。意味としては、本人は自分自身をソ連の協力者と思っていないが、実際には都合良く利用されていて、東側から軽蔑し冷笑されていた左翼知識人を指す。
==起源==
西側メディアで初めて使われたのは、1948年のイタリアの社会民主主義紙『'』であると、同年のニューヨーク・タイムズ紙のイタリア政治面で引用している〔"COMMUNIST SHIFT IS SEEN IN EUROPE; Tour of Two Italian Leaders Behind Iron Curtain Held to Doom Popular Fronts", Arnold Cortesi, ''New York Times'', June 21, 1948 p. 14〕。
多くはレーニンの発言だと記されているが〔The term "useful idiots" has been attributed to Lenin, as a description of those mindless people in the Western democracies who would always find ways to excuse whatever the Soviet Union did.〕 、1987年にアメリカ議会図書館の図書館員グラント・ハリスは、「この発言をレーニンの出版された著作から見つけることはできなかった」との声明を出している。
類似用語の 役に立つ愚者()は、オーストリア系アメリカ人経済学者のルートヴィヒ・フォン・ミーゼスが著書 『計画された混沌』 で用いている。この用語はミーゼスにより「混乱して誤った方向に導かれた共鳴者()」と定義される、リベラルな共産主義者に対して用いている〔"PLANNED CHAOS" p.17 in electronic document; Ludwig von Mises;http://mises.org/books/plannedchaos.pdf〕。』であると、同年のニューヨーク・タイムズ紙のイタリア政治面で引用している〔"COMMUNIST SHIFT IS SEEN IN EUROPE; Tour of Two Italian Leaders Behind Iron Curtain Held to Doom Popular Fronts", Arnold Cortesi, ''New York Times'', June 21, 1948 p. 14〕。
多くはレーニンの発言だと記されているが〔The term "useful idiots" has been attributed to Lenin, as a description of those mindless people in the Western democracies who would always find ways to excuse whatever the Soviet Union did.〕 、1987年にアメリカ議会図書館の図書館員グラント・ハリスは、「この発言をレーニンの出版された著作から見つけることはできなかった」との声明を出している。
類似用語の 役に立つ愚者()は、オーストリア系アメリカ人経済学者のルートヴィヒ・フォン・ミーゼスが著書 『計画された混沌』 で用いている。この用語はミーゼスにより「混乱して誤った方向に導かれた共鳴者()」と定義される、リベラルな共産主義者に対して用いている〔"PLANNED CHAOS" p.17 in electronic document; Ludwig von Mises;http://mises.org/books/plannedchaos.pdf〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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