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形而上学的ニヒリズム : ミニ英和和英辞書
形而上学的ニヒリズム[けいじじょうがくてきにひりずむ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [けい, かたち, ぎょう]
  1. (suf) shape 2. form 3. type
形而上 : [けいじじょう]
 (n) metaphysical
形而上学 : [けいじじょうがく]
 (n) metaphysics
: [じょう]
 (n,pref,suf) 1. first volume 2. superior quality 3. governmental 4. imperial 5. top 6. best 7. high class 8. going up 9. presenting 10. showing 1 1. aboard a ship or vehicle 12. from the standpoint of 13. as a matter of (fact) 13. superior
: [がく]
 【名詞】 1. learning 2. scholarship 3. erudition 4. knowledge 
: [まと, てき]
 【名詞】 1. mark 2. target 

形而上学的ニヒリズム : ウィキペディア日本語版
形而上学的ニヒリズム[けいじじょうがくてきにひりずむ]
形而上学的ニヒリズム(けいじじょうがくてきニヒリズム、英:Metaphysical nihilism)は、に関する立場の一つ。無は可能か・不可能か、という論点に関して「無であることも可能だった」「何もない事も可能だった」(there might have been nothing)と主張する立場。哲学の一分野である形而上学の領域で議論される立場の一つで、「無などそもそも不可能である」とする立場と対立する。
存在論上の議論において、「存在」と「」、すなわち「何かがある」という事と「何もない」という事の二つはしばしば対置されて論じられる。そうした議論の中で「無」、つまり「何もない」などという事がそもそも可能であるのかは一つの論点となる。この点に関して「無であることも可能だった」「何もない事も可能だった」と主張する立場が形而上学的ニヒリズムである。
== 概要 ==
「無は可能か」という問題は、古くから哲学者たちによって議論されてきた問題で、紀元前5世紀の古代ギリシャの哲学者パルメニデスもこの問題を論じた〔Sorensen (2009)〕。
21世紀初頭における「無は可能か」という問題についての議論の興隆は、1996年に発表されたピーター・ヴァン・インワーゲンとE.J.ロウの論文〔Inwagen and Lowe (1996)〕をきっかけとして始まった。当初、この立場は単に「ニヒリズム(nihilism)」とだけ呼ばれていたが、他の様々なニヒリズムと区別するため、E.J.ロウが2002年の論文で「形而上学的ニヒリズム(metaphysical nihilism)」と呼ぶことを提案〔Lowe (2002), p.62〕、以降その名称が広く使われるようになった〔Efird (2005a), p.303, Efird (2005b), p.22〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「形而上学的ニヒリズム」の詳細全文を読む




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