翻訳と辞書
Words near each other
・ 希望ヶ丘夫婦戦争
・ 希望ヶ丘文化公園
・ 希望ヶ丘駅
・ 希望ヶ丘高校
・ 希望ヶ丘高等学校
・ 希望価格
・ 希望入団制度
・ 希望入団枠
・ 希望入団枠制度
・ 希望喚体句
希望学
・ 希望小売価格
・ 希望山脈
・ 希望峰
・ 希望彰
・ 希望枠
・ 希望格差社会
・ 希望的
・ 希望的リフレイン
・ 希望的観測


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

希望学 : ミニ英和和英辞書
希望学[きぼうがく]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [まれ]
  1. (adj-na,n) rare 2. seldom
希望 : [きぼう]
  1. (n,vs) hope 2. wish 3. aspiration 
: [がく]
 【名詞】 1. learning 2. scholarship 3. erudition 4. knowledge 

希望学 : ウィキペディア日本語版
希望学[きぼうがく]
希望学(きぼうがく、正式名称:希望社会科学、英:Social Sciences of Hope)とは、個人内面の問題とみなされてきた「希望」を、社会にかかわる問題として研究することを目的とする、学際的な研究領域である。2005年度より、東京大学社会科学研究所を研究基盤として、岩手県釜石市福井県を対象とした地域調査が展開されている。
== 定義と特徴 ==

=== 問題と背景 ===
「希望」は、個人のの問題、すなわち心理学研究領域とされてきた。しかし、個人が希望し叶えようとする「何か」、その「何か」を具体的にどのような手段や手続きによって実現するのかなどは、個人の内面を超えた社会状況と切っても切り離せない問題である。一方、従来の社会科学や、社会的言説では、社会がどこに向かっているかについての方向性とともに、個人が欲することや人生の目的などが存在することを暗に前提とし、それに従って行動することを基本的に視座としてきた。すなわち、「希望がいつも存在すること」を想定してきた。しかし、ニート無気力学力低下、低年齢化する犯罪などのような現代的社会問題においては、単なる景気の低迷などでは説明しきれないような、「希望の喪失」という根本的問題があることが多様な文脈で指摘されるようになってきた〔東大社研・玄田有史宇野重規『希望学(1)希望を語る―社会科学の新たな地平へ』東京大学出版会, 2009年 p.82-83〕。希望学は、こうした背景から開始された、希望を社会と関連づけて探求する比較的新しい学際的学問分野である〔東大社研・玄田有史宇野重規『希望学(1)希望を語る―社会科学の新たな地平へ』東京大学出版会, 2009年 p.61 で、リチャード・スウェッドバーグは「社会科学に希望というテーマを開放するという目的」と指摘している)〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「希望学」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.