翻訳と辞書
Words near each other
・ 小陰茎
・ 小陰茎症
・ 小陵
・ 小隅黎
・ 小隊
・ 小隊長
・ 小雀
・ 小雀信号所
・ 小雀公園
・ 小雀町
小雁塔
・ 小集団活動
・ 小難
・ 小難しい
・ 小雨
・ 小雨坊
・ 小雨降る径
・ 小雪
・ 小雪 (タレント)
・ 小雪 (女優)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

小雁塔 : ミニ英和和英辞書
小雁塔[しょうがんとう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [がん]
 (n) wild goose
: [とう]
  1. (n,n-suf) tower 2. pagoda 

小雁塔 : ウィキペディア日本語版
小雁塔[しょうがんとう]

小雁塔(しょうがんとう、、)とは、中国唐代長安城内の大薦福寺境内に、景龍中(707年 - 710年)に建立された磚塔である。
長安城の城坊では、中央部に近い、左街の安仁坊(旧・安民坊、太宗の名の「民」字を避諱。)の西北隅に当たる、薦福寺の子院(塔頭)である浮図院に建てられた。
== 概要 ==
唐の中宗が、父・高宗の追善のために薦福寺を造営した時、宮人たちに銭を募って建てられた。全て磚でつくられ、15層88mの優美な形をしていた。薦福寺に住した三蔵・義浄仏舎利や経典、仏像を安置するのに使用したと考えられる。当初は、上にまで登れたが、それを題材にした詩はほとんどない。
北宋の時に修復されたが、代の地震などによって崩壊し、高さは、現状で13層43mとなっている。
大薦福寺の伽藍は変則的に配置されており、小雁塔は安仁坊にあるが、大薦福寺は、北隣の開化坊に在った。一名を華厳塔とも言う。
宋代以降、しばしば地震等で被災しており、数次の重修を経て今日の姿となっている。その中でも著名なのは、嘉靖34年(1555年)に記された塔下層に残る題記に見える、地震の被害と復旧にまつわる逸話である。それによれば、地震によって塔が二つに裂けたが、再度の地震によって元の姿に戻った、という。成化末年(1487年)に起こった地震で、塔に反対側が見える程の亀裂が走ったが、正徳末年(1521年)の地震により、ひと晩で塔が復旧した、と記されている。
2014年に「シルクロード:長安-天山回廊の交易路網」の一部として世界遺産に登録された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「小雁塔」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.