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小惑星2006MN4 : ミニ英和和英辞書
小惑星2006MN4[しょうわくせい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

小惑星 : [しょうわくせい]
 【名詞】 1. asteroid 
惑星 : [わくせい]
 【名詞】 1. planet 
: [ほし]
 【名詞】 1. star 

小惑星2006MN4 ( リダイレクト:アポフィス (小惑星) ) : ウィキペディア日本語版
アポフィス (小惑星)[れい]

アポフィス (99942 Apophis) は、アテン群に属する地球近傍小惑星の一つ。2004年6月に発見された。地球軌道のすぐ外側から金星軌道付近までの楕円軌道を323日かけて公転している。直径は約310mから約340mであり、小惑星番号が与えられている中では小さな部類である。質量は1.26kg(7200万トン)であると推定されている〔〔。
アポフィスという名は古代エジプトの悪神アペプ(ギリシア語でアポピス、ラテン語でアポフィス)に由来する。
2004年12月、まだという仮符号で呼ばれていたこの小惑星2029年に地球と衝突するかもしれないと報道され、一時話題になった。その後、少なくとも2029年の接近では衝突しないことが判明している。''という仮符号で呼ばれていたこの小惑星2029年に地球と衝突するかもしれないと報道され、一時話題になった。その後、少なくとも2029年の接近では衝突しないことが判明している。
== 歴史 ==
2004年6月19日アメリカ合衆国アリゾナ州にあるキットピーク国立天文台にて、ハワイ大学ロイ・タッカー他2名によって新たな小惑星が発見され、二晩にわたって観測された。この小惑星には仮符号が与えられた。後に2004年3月15日にも観測されていたことが分かった。
2004年12月18日オーストラリアサイディング・スプリング天文台ゴードン・ギャラッドによって再発見された。その後数日間に行われた世界中からの観測により、6月に発見された際の軌道と繋がることが確認された。
2004年12月24日アメリカ航空宇宙局 (NASA) はが2029年4月13日金曜日)に地球に衝突する確率を300分の1と発表し、トリノスケール2とした。このことは日本のメディアでも取り上げられた。同日、衝突する確率を1.6%(62分の1)と修正し、小惑星としては初めてトリノスケールを4に引き上げた。
2004年12月25日、101件の観測報告を元に、衝突する確率を2.4%(42分の1)と修正し、同日中に2.2%(45分の1)と改めた。また、の直径は390mから440mであり、質量は1.2kgであると発表した。
2004年12月26日、169件の観測報告を元に、直径を380m、質量を7.5kgと発表した。
2004年12月27日、176件の観測報告を元に、直径を390m、質量を7.2kg、また衝突する確率を2.7%(37分の1)と修正し、トリノスケールで4、パレルモスケールで1.10とした。
同日、新たに収集された観測報告に基づいて再計算が行われ、アポフィスは少なくとも2029年には地球に衝突しないことが判明した。将来的に衝突する可能性も0.0038%(2万6千分の1)に修正された。これに伴い、トリノスケールは1に引き下げられた。
2005年6月24日、軌道が確定し小惑星番号99942が割り振られた。
2005年7月19日、正式に「アポフィス」と命名された。
2008年4月15日、ドイツの13歳の少年により、アポフィスが2029年の接近時に1個または複数の人工衛星と衝突する可能性があり、それによって2036年の接近時に地球と衝突する確率が上昇するという指摘がなされた。少年の算出した、アポフィスが地球に衝突する確率は450分の1で、ヨーロッパ宇宙機関 (ESA) は少年の計算が正しいと認めたと報道された。しかしNASAは、小惑星は人工衛星の密集地帯から離れた空間を通過するために衛星と衝突する可能性は低く、この計算は誤りだと反論した。
2009年12月30日、ロシア宇宙庁長官はアポフィスが2032年に地球に衝突する恐れがあり、近いうちに衝突を未然に防止するための会議を開く、と発表した〔ロシア宇宙庁:「2032年に小惑星が地球に衝突」 - 毎日jp(毎日新聞)2009年12月30日。(2010年1月12日時点のウェブ魚拓)〕。
2011年2月の時点では、アポフィスが地球に衝突する可能性は13万5000分の1に引き下げられており、トリノスケールは0(危険性なし)に、パレルモスケールも負の値に修正されている。
2013年1月9日にNASAは、1月8日のアポフィスの最接近時(地球からの最短距離0.2433 AU)のハーシェル宇宙望遠鏡による観測で、従来よりもアポフィスの直径は大きい事がわかった。新たな観測では、従来直径約270 ± 60 mだったものが約325 ± 15 m、アルベドは0.33から0.23に修正された〔。これにより、質量は約75%増大し、1.26×10 kgと推定される〔。そして1月13日にNASAは、アポフィスの2036年4月13日の接近時における衝突の確率は100万分の1以下となり、実質的に衝突可能性ゼロと言えると発表した〔NASA Rules Out Earth Impact in 2036 for Asteroid Apophis ''NASA'' 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アポフィス (小惑星)」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 99942 Apophis 」があります。




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