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定永閃石グループ : ミニ英和和英辞書
定永閃石グループ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [こく, いし]
 【名詞】 1. volume measure (approx. 180l, 5 bushels, 10 cub. ft.) 
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

定永閃石グループ : ウィキペディア日本語版
定永閃石グループ[ちょうおん]

定永閃石グループ (Sadanagaite Group) とは、鉱物グループの1つである〔。
== 歴史 ==
定永閃石グループは、イノケイ酸塩鉱物角閃石グループのサブグループであるカルシウム角閃石サブグループに属する。定永閃石グループの最初の鉱物は、1980年島崎英彦らによって愛媛県上島町にある弓削島で発見され、1984年に登録されたカリ第一鉄定永閃石 (Potassic-ferro-sadanagaite) である〔Potassic-ferro-sadanagaite ''mindat.org'' 〕。名称は東京大学定永両一にちなんでいる〔。
2012年の最新の定義に基づけば、定永閃石グループの基本的な化学組成Ca2 ">HREF="http://www.kotoba.ne.jp/word/カルシウム" TITLE="Ca">Ca2 (Al3Si5O22)W2 である〔。AにはNaK、M1にはMgFe2+、M2にはAlFe3+、Wには(OH)FClが入る〔。
定永閃石グループの鉱物は、その後の1997年2012年の2度の角閃石グループの再定義によって名称が変わっているため、同じ鉱物種でも表記が異なり、混乱が生じる可能性がある。そのため、論文等を参照する場合には、種の記載の根拠となる年代に注意するべきである。例えば最初に定永閃石 (Sadanagaite) として報告された鉱物は、1997年の定義でカリ定永閃石 (Potassic-sadanagaite) となり、2012年の定義でカリ第一鉄定永閃石 (Potassic-ferro-sadanagaite) となった〔。即ち、初めて報告された定永閃石と、現在の定永閃石は異なる鉱物である。現在の定永閃石は、2003年に発見された苦土定永閃石 (Magnesiosadanagaite) である〔Sadanagaite ''mindat.org'' 〕。なお苦土定永閃石は現在では使われていない名称である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「定永閃石グループ」の詳細全文を読む




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