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女太夫 : ミニ英和和英辞書
女太夫[おんなだゆう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [じょ]
 【名詞】 1. woman 2. girl 3. daughter
太夫 : [たゆう]
 【名詞】 1. (1) leading actor in a Noh play 2. (2) (Edo-period) courtesan
: [おっと]
 【名詞】 1. (hum) (my) husband 

女太夫 : ウィキペディア日本語版
女太夫[おんなだゆう]

女太夫(おんなだゆう、おんなたゆう)は、女の門付け芸人のこと。江戸時代に、菅笠をかぶって各戸を訪ね歩き、三味線胡弓の弾き語りをして物乞いをした。正月には鳥追い笠をかぶって鳥追いとなって、鳥追い唄を歌って家々を回った。また、浄瑠璃水芸奇術などの演芸をする女芸人のことも指す。
江戸時代において、門付は非人のみが許されていたが、非人であっても小屋頭クラスの妻や娘は女太夫をやることはなく、その下の層である小屋者の女性が行なった。小屋者の女は遊郭の遊女になることが許されず、をつけることも禁じられており、外へ出るときは笠をかぶる決まりだった。天保の改革以降は、下駄も許されなかった〔其2』 三田村鳶魚、大東出版社、昭和18〕。絹の着用も許されなかったため、女太夫の着物は綿であったが、襟にだけ縮緬をあしらったり、染めや色合わせに凝ったりして工夫し、それがかえって色香があって粋に見られた。門付以外にも呼ばれて歌うこともあり、次第に演芸をする女芸人一般を女太夫と呼ぶようにもなった。容貌に優れた者も多く、色恋沙汰が歌舞伎の題材になったりもした。
なお、関西には鳥追いはあったが、女太夫は生まれなかった〔(春陽堂, 1925) 〕。明治時代に女太夫は禁止された。
== 脚注 ==





抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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