翻訳と辞書
Words near each other
・ 大般若波羅蜜多経
・ 大般若波羅蜜経
・ 大般若経
・ 大般若長光
・ 大船
・ 大船 (曖昧さ回避)
・ 大船PX
・ 大船モノレール
・ 大船中継局
・ 大船収容所
大船収容所事件
・ 大船図書館
・ 大船地域
・ 大船山
・ 大船山 (兵庫県)
・ 大船山 (大分県)
・ 大船山のミヤマキリシマ群落
・ 大船工機部
・ 大船建造の禁
・ 大船建造禁止令


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

大船収容所事件 : ミニ英和和英辞書
大船収容所事件[おおふな, おおぶね]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

大船 : [おおふな, おおぶね]
 【名詞】 1. large boat 
: [ふね]
 【名詞】 1. ship 2. boat 3. watercraft 4. shipping 5. vessel 6. steamship 
収容 : [しゅうよう]
  1. (n,vs) (1) accommodation 2. reception 3. housing 4. (2) seating 5. (3) custody 6. (4) admission 7. (5) entering (in a dictionary) 
収容所 : [しゅうようじょ]
 【名詞】 1. home 2. asylum 3. camp 
: [ところ, どころ]
 (suf) place
: [こと]
 【名詞】 1. thing 2. matter 3. fact 4. circumstances 5. business 6. reason 7. experience 
事件 : [じけん]
 【名詞】 1. event 2. affair 3. incident 4. case 5. plot 6. trouble 7. scandal 
: [くだん, けん]
 【名詞】 1. matter 2. case 3. item 

大船収容所事件 : ウィキペディア日本語版
大船収容所事件[おおふな, おおぶね]
大船収容所事件(おおふなしゅうようじょじけん)は、太平洋戦争中の1942年5月から1945年8月にかけて、海軍神奈川県鎌倉市(当時は鎌倉郡大船町植木に秘密裏に設置した大船収容所で、海軍軍令部の将校や収容所の職員が、米軍捕虜から兵器や作戦に関する情報を聴取するために、捕虜に対して、長期間独房に入れる、殴打する、十分な食事を与えない、傷病を治療しない等の虐待を加え、6名を死亡させた事件。戦後、関係者がアメリカ軍横浜裁判で裁かれた〔この記事の主な出典は、笹本(2004)184-200頁および横浜弁護士会(2004)212-221頁。〕。
== 背景 ==
太平洋戦争の開戦直後、海軍は、グアム島ウェーキ島などで多数の米軍捕虜を捕えた〔笹本(2004) 184-185頁〕。日本に送られた捕虜は、原則として陸軍が管理する捕虜収容所に収容されることとなっていたが、海軍は、捕虜を陸軍に引き渡す前に、捕虜から兵器や作戦に関する情報を得ようと考えた〔笹本(2004) 184-185頁、横浜弁護士会(2004) 213頁〕。当初は横浜の民間会社などの倉庫に捕虜を仮収容し、民間会社の社宅を尋問所として捕虜を尋問していたが、海軍大臣嶋田繁太郎により、1942年4月6日に本格的な尋問所として大船収容所が開設された〔笹本(2004) 184-185頁〕。大船収容所は、捕虜の収容所であることを伏せ、横須賀鎮守府の横須賀海軍警備隊に属し、大船町植木129番地、陽谷山竜宝寺の境内にあったため「植木分遣隊」と称した〔笹本(2004) 184-185頁、横浜弁護士会(2004) 212,213頁。のちの戦犯裁判で検察官は「大船尋問基地」と呼んでおり、横浜弁護士会(2004)は「大船収容所の性格を的確に表現している」と評価している(横浜弁護士会(2004) 214頁)。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「大船収容所事件」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.