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壺切の剣 : ミニ英和和英辞書
壺切の剣[つるぎ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [せつ]
  1. (adj-na,n) eager 2. earnest 3. ardent 4. kind 5. keen 6. acute
: [つるぎ]
 【名詞】 1. sword 

壺切の剣 ( リダイレクト:壺切御剣 ) : ウィキペディア日本語版
壺切御剣[つぼきりのみつるぎ]
壺切御剣(つぼきりのみつるぎ/つぼきりのぎょけん)は、日本皇太子東宮)に相伝される太刀。「壺切太刀(つぼきりのたち)」とも。
現在は、皇太子徳仁親王に継承されている。
== 概要 ==
壺切御剣は皇太子に相伝される護り刀で、代々の立太子の際に天皇から授けられてきたものである。その始原は、寛平5年(893年)の敦仁親王(醍醐天皇)の立太子に際し、親王が宇多天皇から剣を賜ったことまで遡る(『西宮記』)。それは元々藤原氏の剣であったと見られ〔所有者は藤原長良藤原良房藤原基経など諸説がある。なお、俗に張良の剣とする伝承も存在する 〕、藤原氏出身の皇太子の地位安定化のために、皇位を象徴する草薙剣を模倣し創設されたと推測される。
御剣は、天皇から皇太子に代々授けられたが、敦明親王(小一条院)の継承に際しては藤原道長が妨げたことが知られる。その後、初代の御剣は平安時代後半の内裏の火災で焼失し、別の剣が充てられた(2代目)〔稲田智宏 『三種の神器(学研M文庫)』 学研パブリッシング、2013年、p. 43。〕。これも承久の乱1221年)に際し所在を失ったため、寛元元年(1243年)の久仁親王(後深草天皇)立太子に際して3代目が新鋳された。しかし、正嘉2年(1258年)の恒仁親王(亀山天皇)立太子に際して勝光明院の宝蔵から2代目が見つかったため、3代目は廃され2代目が壺切御剣とされた。
以後現在まで継承され、近年においても平成3年(1991年2月23日皇太子徳仁親王の立太子に際して御剣の親授がなされている〔天皇皇后両陛下のご日程 平成3年(1月~3月) (宮内庁ホームページ)。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「壺切御剣」の詳細全文を読む




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