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塩谷孝綱[しおのや たかつな]
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・ 孝 ： [こう]
【名詞】 1. filial piety
塩谷孝綱[しおのや たかつな]
塩谷 孝綱（しおのや たかつな）は、下野国塩谷郡の戦国武将。伯耆守、民部大輔。幼名は弥六郎〔弥三郎、弥四郎、弥五郎などとする文献もあり。〕。別名として泰綱、塩谷天的〔在俗出家名。〕。宇都宮正綱の四男。養父は塩谷隆綱〔秋田塩谷系譜では、孝綱は隆綱の養子となって塩谷家を継いだとしているが、断絶した塩谷家の名跡を継いだだけとしている文献もある。〕。子に義孝、孝信。
== 誕生から塩谷家家督相続まで ==
宇都宮正綱の四男として生まれ、文明10年（1478年）1月18日、塩谷隆綱の養子となり、延徳元年（1489年）12月28日、隆綱の死とともに塩谷氏の家督を継ぐ。塩谷家は、元々宇都宮家の一門であったが、隆綱の父・教綱の謀反により宇都宮持綱が殺されて以来、関係は断絶していた。教綱も宇都宮家からの報復により殺害されているが、この養子縁組は、名目的には、隆綱に跡継ぎがなく行われたものとされているが、両家の和睦のために行われた意味合いが大きい〔但し、これは秋田塩谷系譜に基づく通説であり、文献によっては塩谷隆綱の名は見えず、教綱の死により断絶した塩谷家を、宇都宮家当主である兄・宇都宮成綱が塩谷郡支配を安定させることと北の守りを固めるために孝綱を立てて再興させたとする説もある。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』
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