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基本5文型 : ミニ英和和英辞書
基本5文型[きほん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [き, もとい]
 【名詞】 1. basis 
基本 : [きほん]
  1. (n,adj-no) foundation 2. basis 3. standard 
: [ほん, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 
: [ぶん]
 【名詞】 1. sentence 
文型 : [ぶんけい]
 (n) sentence pattern
: [かた]
 【名詞】 1. mold 2. mould 3. model 4. style 5. shape 6. data type 

基本5文型 ( リダイレクト:動詞型 (英語) ) : ウィキペディア日本語版
動詞型 (英語)[どうしけい]

英語における動詞型どうしけい;Verb Patternとは、英語における動詞(以下動詞)の語法の分類方法の一つであり、「動詞の前後にどのような語が置けるのか」、「どのような語を置かねばならないのか」、「動詞の意味が前後におかれた語によってどのように変わるのか」を示すルールである。動詞型のことを動詞の文型ともいう。動詞型は日本語のテニヲハに代わる役割を担う。
==動詞型の概略と役割==

===動詞型の概略と役割===

日本語では、荒っぽくいえば、単語(特に名詞)語尾に「が」とか「は」とかいった言葉(主に助詞)をつけたうえで適当に並べれば上記の事柄は問題なく示せる。例えば以下の和文は、
*「私は犬が好きだ」
*「犬が私は好きだ」
は同じ意味で主語は「私」であり、
*「犬は私が好きだ」
にすると主語が「犬」になる。通常、日本人(日本語のネイティブスピーカー)はこのテニヲハについて体系的な教育を受けることなく正しく使うことが出来る。この仕組みが日本語の特徴であり、動詞型を用いて格関係を示す言語のユーザーにとって最初の壁になる。なお、日本語では、語順に比べ助詞や語尾が重視されるが、一般的には主語→目的語→動詞の順番に並べる語順がフォーマルであり、このルールは動詞の種類には依存しない。また、動詞の前後に何を置くかは、特に定型的に決まっているわけではなく、その状況(文脈)において必要な情報が置かれることになる。主語があった方がフォーマルであるということはない。
一方で、英語の場合は、「5W1H」「何は、何だ」等の情報(格関係)を示すシステムが日本語と全く異なる。英語では格関係は動詞型の概念と前置詞句を組み合わせることにとって示す。簡単に述べれば、英語の動詞は、その前後にどのような語をどのような順序で並べるのかによって意味が大きく変わる。また、動詞の前後に置かねばならないものを省略することや、置いてはならないものを置くことによって、文として成立しないもの(非文)になることが多々ある。
一般に、英語の動詞は「Go!!」(行け。)のような例外を除いては、単独では日本語の動詞と同じ働き、つまり「ものの動作や論理関係を表す語」としての役割を担えない。そのため正しい英文を書く、あるいは正しい日本語訳を得るためには
*「動詞の前後にどのような語が置けるのか」
*「動詞の前後にどのような語を置かねばならないのか」
*「動詞の意味(具体的な動作あるいは日本語訳)が前後におかれた語によってどのように変わるのか」
の確認が必要であるが、このような問題は、助詞を用いて格関係を示す日本語では生じえない。そのため、これらのルールを定めた「動詞型」という概念の理解は日本語ユーザーが英語を学ぶ際のネックになる。
個々の動詞の動詞型、つまりを確認する最も簡単な方法は、最終的には辞書を調べることである。主要な辞書においては、何らかの形で必ず個々の動詞の動詞型の解説が、詳しさの程度は別として必ずなされている。最近では、主要な動詞の語法を一覧的にまとめたリストを入手することも可能である。無論、文法に長けたものならば、自力で文法知識を使いこなしてコーパス等を用いて連語の確認などを行うことで、自力で動詞型の解析を行うことも可能である。また、ネイティブスピーカーにあっては、大概の日本人が助詞のつかいかたを解説出来ないが、正しく使いこなせているのと同様に、動詞型の概念を明には意識していない場合が多々ある。このことは、先述の
*「動詞の前後にどのような語が置けるのか」
*「動詞の前後にどのような語を置かねばならないのか」
*「動詞の意味(具体的な動作)が前後におかれた語によってどのように変わるのか」
が、自然に頭に浮かぶレベルの人間にとっては、動詞型の知識はあまり役立たないものであることを意味すると同時に、これらが自然に頭に浮かばない人間にとっては、これらのルールを何らかの形で頭にいれるか、確認する方法を覚える必要があることを意味する。機械翻訳などでも動詞型の概念は重用されている。
本記事では、ノンネーティブが英語を学ぶ上で避けては通れない動詞型の概念を、最もシンプルな動詞型の分類である、結合価の概念から説明し、理論上はこの派生となる基本5文型等のいくつかの概念を説明する。それぞれの動詞の文法的に正しい用法については、最終的には英和辞典や英英辞典、連語辞典で確認するよりほかにない。また、英語も言葉である以上、自然さ等については、辞書のみでは対応しきれない場合があることにも注意が必要である。それでも、動詞型の概念を知ることによって辞書をよりよく使うことができ、文法的に正しい英文を書く上で強力な指針を得ることができる。
参考までに、動詞型の概念、ひいては英語は、機能面においてC言語などの自然言語型のプログラミング言語とよく似ている。C言語とのアナロジーで説明すれば、動詞が関数であり、関数には「使える形(どの文型でつかえるのか)」「入れなければならない変数、入れられる形(名詞がいくつといったように)」が決まっていてそれによって文の意味が決まるということになる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「動詞型 (英語)」の詳細全文を読む




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