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垂水ジャンクション : ウィキペディア日本語版
垂水ジャンクション[たるみじゃんくしょん]

垂水ジャンクション(たるみジャンクション)は、兵庫県神戸市垂水区名谷町にある神戸淡路鳴門自動車道阪神高速道路5号湾岸(垂水)線第二神明道路北線ジャンクションである。
1991年着工、1998年4月供用開始。総面積36万m²で日本最大のジャンクションである。
== 概説 ==


明石海峡大橋の本州岸一番目に置かれているジャンクションであり、周辺の複数のジャンクションと連携して淡路島・四国方面と本州各方面との交通を仕分けしている。

南北に通過する神戸淡路鳴門道に対して、南東から阪神高速5号湾岸(垂水)線が進入し、そこから本線が直通するかたちで第二神明道路北線が北西へ分岐する路線形状であり、これらの相互交通を確保するためにタービン型のジャンクションとなっている。また、神戸淡路鳴門道と阪神高速、第二神明道路北線は道路管理者が異なり、ランプの途中に料金所が設けられていることに加えて、一般道と接続する垂水ICが併設されている(垂水ICは神戸淡路鳴門道の淡路島四国方面との接続のみ)ため、通常のタービン型ジャンクションより複雑な構造となっている。

本ジャンクションよりも海岸に近い場所に有料道路である第二神明道路が従前より設けられている。しかし、敷地の制約や交通量の予測から神戸淡路鳴門自動車道は第二神明道路を舞子トンネルによってアンダーパスして直接、明石海峡大橋へ向かっているため、両道路の交点にジャンクションは設けられず、より内陸に本ジャンクションが立地している。そのため、本ジャンクションと第二神明道路は阪神高速5号湾岸(垂水)線、阪神高速7号北神戸線、第二神明道路北線(神戸西バイパス)のそれぞれ一部区間を連続して連絡している。
ここは阪神高速5号湾岸線と阪神高速4号湾岸線からなる大阪湾岸道路の起点でもある。しかし現状で、阪神高速5号湾岸線は本ジャンクションと名谷ジャンクション間が他の開通区間から長距離の未開通区間によって隔てられて孤立しており、実際の道路標識などでは同区間が阪神高速5号湾岸線の一部であることは案内されておらず、「名無し」の接続道路のような扱いとなっている。

複数の事業者による大幹線道路が複雑に交差しており分岐が多く、近隣にもジャンクションや路線が多数存在するために目的地の方向を見失いやすくなっている。そのため、利用者の利便性を考慮し、日本で初めて色分けによる案内標識と料金所が導入された。
淡路島・四国方面から垂水ジャンクションにさしかかる直前、で、で、で、また山陽自動車道方面(神戸淡路鳴門自動車道直進)は白で案内されており、料金所ではそれぞれの色に対応したゲートに進入しなければならない。
洲本方面への料金所には、「注意!次の出口は淡路島」の看板が掲げられている。
ここより、神戸西ICまでの神戸淡路鳴門自動車道は、建設省(現国土交通省)の直轄路線西神自動車道として建設された。
また、住宅密集地のJCTということで環境保全施設が設けられている。沿道開発、周辺調和ために関連事業として名谷ロードパーク事業が事業化され垂水健康公園と垂名公園が整備された。垂水健康公園からはタービン型ジャンクションのほぼ全景を見下ろすことができる。
阪神高速・一般道・第二神明北線から洲本方面へ向かうゲートの横には、兵庫県警察高速道路交通警察隊の本隊および垂水分駐隊がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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