翻訳と辞書
Words near each other
・ 地対空
・ 地対空ミサイル
・ 地対空ミサイル一覧
・ 地対空誘導弾ナイキJ
・ 地対空誘導弾ペトリオット
・ 地対空誘導弾改良ホーク
・ 地対艦ミサイル
・ 地対艦ミサイル連隊
・ 地層
・ 地層処分
地層同定の法則
・ 地層累重の法則
・ 地山の掘削作業主任者
・ 地山の掘削及び土止め支保工作業主任者
・ 地山の掘削及び土止め支保工作業主任者技能講習
・ 地峡
・ 地峡メカヤパン・ナワトル語
・ 地峡地帯
・ 地峡賛歌
・ 地島


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

地層同定の法則 : ミニ英和和英辞書
地層同定の法則[ちそうどうていのほうそく]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ち]
  1. (n,n-suf) earth 
: [どう]
 【名詞】 1. the same 2. the said 3. ibid. 
同定 : [どうてい]
 (n,vs) identification
: [ほう]
  1. (n,n-suf) Act (law: the X Act) 

地層同定の法則 : ウィキペディア日本語版
地層同定の法則[ちそうどうていのほうそく]
地層同定の法則(ちそうどうていのほうそく、law of strata identified by fossils)とは、同時期に堆積した地層にはそれに特有な化石が含まれ、その化石によって地層の時間的位置や、離れた地域間において同一時期に堆積した地層を同定できるというもので、地層累重の法則と並ぶ層位学の基本法則である。正式には化石による地層同定の法則という。
離れた地域間で異なる岩相をもつ地層の堆積時代を判断する手段として、特有の化石(示準化石)を用いることを明確化し、化石による層序(生層序)と時代区分(相対年代)との対比の基礎を確立した。
== 歴史 ==
1816年イギリスの土木技師ウィリアム・スミスが、著書『''Strata Identified by Organized Fossils''』〔Smith, William, Strata Identified by Organized Fossils, Containing Prints on Colored Paper of the Most Characteristic Specimens in Each Stratum (London, W. Ardin, 1816)〕において主張した法則である。彼は、堆積岩中に共通して含まれる化石を地層同定の手段とすることで、離れた地域間での地層の対比が可能とし、地層累重の法則とあわせることで、地層の発達において前後関係を比較可能な時間的尺度を与えられることを、実際に地質図を作成することで証明した。
これによって、古生物によって時代を区分することが可能となり、地質学は大きく発展した。ただし、化石に依存するために堆積岩の、それも一部にしか適用できず、また、絶対年代(数値年代)の確定もできない。これについては放射性同位体による年代決定法(放射年代測定)の出現を待たねばならなかった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「地層同定の法則」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.