翻訳と辞書
Words near each other
・ 圧縮空気泡消火システム
・ 圧縮空気自動車
・ 圧縮空気車
・ 圧縮茶
・ 圧縮蒸気機関車
・ 圧縮行程
・ 圧縮記帳
・ 圧縮試験
・ 圧縮酸素
・ 圧縮錠剤
圧縮開放ブレーキ
・ 圧縮陳列
・ 圧習癖
・ 圧脈拍
・ 圧脈波
・ 圧膜
・ 圧覚
・ 圧負担域
・ 圧負担能力
・ 圧負荷


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

圧縮開放ブレーキ : ミニ英和和英辞書
圧縮開放ブレーキ[あっしゅくかいほうぶれーき]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

圧縮 : [あっしゅく]
  1. (n,vs) compression 2. condensation 3. constriction 4. compaction 
開放 : [かいほう]
  1. (n,vs) open 2. throw open 3. liberalization 4. liberalisation 
ブレーキ : [ぶれーき]
 Brakes
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

圧縮開放ブレーキ : ウィキペディア日本語版
圧縮開放ブレーキ[あっしゅくかいほうぶれーき]

圧縮開放ブレーキ(あっしゅくかいほうブレーキ、Compression release engine brake)はディーゼルエンジンシリンダーの圧縮行程を利用したエンジンブレーキの一種である。強化エンジンブレーキエンジンコンプレッションブレーキエンジンリターダなどとも呼ばれるほか、開発者の名前からジェイクブレーキとも呼ばれる。三菱ふそうトラック・バスは「パワータード」(Powertard)という名称で商標登録していた。鉄道の気動車では機関ブレーキと称されている。
== 概要 ==

圧縮解放ブレーキは、ディーゼルエンジンにおける圧縮行程でピストンが上死点付近に達した段階で、燃料を噴射せず排気バルブを開いてシリンダー内の空気の圧縮を解放する機構である。圧縮行程ではエンジンの運動エネルギーはシリンダー内の空気の圧力エネルギー(ポテンシャルエネルギー)と圧縮熱に変換され、シリンダーの気密を保ったまま上死点を過ぎると、再び運動エネルギーへと変換される。圧縮行程で熱に変換されたエネルギーのいくらかはシリンダー外部へと逃げてエネルギー損失となるが、より多くのエネルギー損失を発生させるため圧力エネルギーを放出するのがこの機構の基本原理である。さらに上死点通過後に排気バルブを閉じると、ピストンの下降に伴ってシリンダー内の圧力が下がり、クランクシャフトの回転に対して抵抗となる
操作はステアリングコラムに取り付けられた排気ブレーキの操作レバーで、排気ブレーキと連動するように設定されている車種が多い。例として日野・セレガの初代中期型(KC-RU
*F系、V型8気筒32バルブエンジン)では1段目で排気ブレーキ4気筒分(片バンク)が動作、2段目で排気ブレーキ8気筒分(両バンク)と圧縮開放ブレーキが動作する。
圧縮開放ブレーキ動作時は大きな排気音を発するため、アメリカ合衆国では住宅地での近くで"No Jake Brake"(圧縮開放ブレーキを使わないように)という標識を見ることがある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「圧縮開放ブレーキ」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.