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土持頼綱（つちもちよりつな、生年不詳 - 永禄11年2月21日（1568年3月19日））は戦国時代の武将。摂津守。北郷氏家臣。 島津氏庶流・北郷氏の家老職にあり、末吉城主を務めた。15世紀に滅びた財部土持氏の祖・土持景綱の子、秀綱の系譜の人物で、父親は興綱（永禄の頃の人物とある）。彼の祖先がどのような経緯で北郷氏に仕えたかは不明である。 永禄11年（1568年）、伊東氏との飫肥城攻防戦の折、総兵力1万3千の薩摩軍中の輜重隊を率いていたが、2月21日・飫肥城の兵糧困窮の報に、強引に物資を搬入しようとした所、小越と言うところで奇襲を受け戦死した。討ち取ったのは曾和田新左衛門尉。この際、他に北郷忠俊・本田親豊も戦死している。この後、末吉城主は子の良綱が引き継いだという。（元和元年。北郷忠能家中にて土持摂津介良綱・石高、来住口・三百五石六斗七勺八合と記録にある。） また娘が北郷家の分家・北郷久猶に嫁ぎ、娘一人と後の北郷久武と北郷久明を産んでいる。その縁からか、久猶の四男・大炊介太郎右衛門が良綱の養子として家を継いだ。 ちなみに、末吉領は頼綱の父・興綱が北郷氏より拝領したもので、北郷氏へは島津氏より贈られたものであるという。末吉城は極めて堅城であり、島津宗家の攻撃にも耐えた事も記録されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「土持頼綱」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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