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国際陸上競技連盟 : ミニ英和和英辞書
国際陸上競技連盟[こくさいりくじょうきょうぎれんめい]
(n) International Association of Athletics Federations (IAAF)
===========================
: [くに]
 【名詞】 1. country 
国際 : [こくさい]
 【名詞】 1. international 
国際陸上競技連盟 : [こくさいりくじょうきょうぎれんめい]
 (n) International Association of Athletics Federations (IAAF)
: [さい]
  1. (n-adv,n) on the occasion of 2. circumstances 
: [りく, ろく]
 (adj-na,n) six (used in legal documents)
陸上 : [りくじょう]
 【名詞】 1. land 2. ground 3. shore 
陸上競技 : [りくじょうきょうぎ]
 【名詞】 1. track-and-field events 
: [じょう]
 (n,pref,suf) 1. first volume 2. superior quality 3. governmental 4. imperial 5. top 6. best 7. high class 8. going up 9. presenting 10. showing 1 1. aboard a ship or vehicle 12. from the standpoint of 13. as a matter of (fact) 13. superior
競技 : [きょうぎ]
  1. (n,vs) game 2. match 3. contest 
: [わざ]
 【名詞】 1. art 2. technique 
: [むらじ, れん]
 【名詞】 1. party 2. company 3. group 
連盟 : [れんめい]
 【名詞】 1. league 2. union 3. alliance 
国際陸上競技連盟 : ウィキペディア日本語版
国際陸上競技連盟[こくさいりくじょうきょうぎれんめい]

国際陸上競技連盟(こくさいりくじょうきょうぎれんめい、, IAAF、)は、陸上競技の国際的な統括団体。略称は国際陸連。競技規則を整備し加盟団体の統括と世界的な競技大会の運営を担う。
== 歴史 ==

=== 組織 ===

19世紀中頃よりイギリスアメリカ合衆国を中心にアマチュア陸上競技が勃興した〔『図説陸上競技事典 上巻』 大島鎌吉他、1971年講談社、22-28ページ〕。各国に選手権大会やアマチュア陸上競技連盟が創設され、1890年代に入ると国際的な対抗戦が行なわれた。1896年アテネで第1回近代オリンピックが開催されると陸上競技は12種目を実施、9カ国から63名の選手が出場した。1908年のロンドンオリンピックになると26種目が実施されて20カ国431名が出場する規模に至った。1912年6月、ストックホルムオリンピック終了後のストックホルムに陸上競技に関する国際的な統括組織と規則策定、世界記録の認定を求める17カ国の代表が集まり会議が開催された。オーストラリアオーストリアベルギーカナダチリデンマークエジプトフィンランドフランスドイツギリシャハンガリーノルウェーロシアスウェーデン・イギリス・アメリカ合衆国が出席したこの第1回総会によりIAAFは創設された〔THE ORGANISATIONAL FRAMEWORK FOR ATHLETE IAAF. 2011年9月16日閲覧〕。IAAFは1913年ベルリンで第2回総会を開催して憲章を採択、ジークフリード・エドストレームが会長に就任し本部をストックホルムに設置した〔。IAAF創設はベルリンで行なわれた第2回総会によるとする文献もある〔〔『陸上競技のルーツをさぐる』 岡尾惠市、1996年、文理閣、25-26ページ〕。本部は1946年ロンドンへ、1993年10月にモナコへ移転した。
IAAFは1914年に競技規則を定めて世界記録の公認を開始した〔『近代陸上競技の歴史』 序VII〕。1912年ストックホルムオリンピックではストップウォッチによる1/10秒単位の手動計時が行なわれていたが、計時技術は年月の経過と共に発展を見せ、1964年東京オリンピックからクォーツ時計を使用した電動計時が、1972年に1/100秒単位までの計測が開始された〔『読売新聞』1996年7月14日東京朝刊、社会面、39ページ〕。1977年、IAAFは400m以下の世界記録公認条件として電動計時による1/100秒単位までの計測を義務付けた。
アマチュア陸上競技の勃興以来陸上競技は男子中心の競技であったが、1910年代に入るとヨーロッパ各国で女子陸上競技が興隆した〔『陸上競技のルーツをさぐる』 岡尾惠市、1996年、文理閣、30-37ページ〕。各国の女子陸上競技連盟創設を見た後の1921年アリス・ミリア夫人らが中心となり女子陸上競技の国際的な統括団体である国際女子スポーツ連盟(FSFI)が創設された。FSFIはオリンピック陸上競技の女子種目実施を求めて活動し1928年アムステルダムオリンピックで5種目の開催に漕ぎ付けている。FSFIはその後実施種目数増加を求めてIOCやIAAFとの交渉を続けたが実らず、機能をIAAFに吸収されて消滅した。
IAAFは1928年の総会でドーピング規則を承認して興奮剤の使用を禁止、1964年東京オリンピック時に医事委員会を組織、1989年から選手に対する平時の抜き打ち検査を開始し、2011年の世界選手権以降は出場選手全員に対して大会時の血液検査を義務付けるなどドーピング対策の歴史を持つ〔〔『日本陸上競技連盟70年史』 377、444ページ〕〔World Athletics 2011: IAAF launches Daegu blood tests BBC (2011-08-11). 2011年9月16日閲覧〕。陸上競技選手のドーピング事例は過去に1980年代の東ドイツなど社会主義国家による組織的ドーピング、ベン・ジョンソンの選手資格剥奪、バルコ・スキャンダルなどが発生した〔『読売新聞』1996年3月29日大阪朝刊2部、40面、33ページ〕〔『毎日新聞』2007年10月6日東京夕刊、運動面、3ページ〕。IAAFは憲章にフェアプレーの推進とドーピングの撲滅を掲げており〔、今日はWADAとも密接な協力関係を築いてアンチドーピングを推進する〔Gatlin faces prospect of life ban BBC (2006-07-30). 2011年9月17日閲覧〕〔IAAF COMPETITION RULES 2010-2011 CHAPTER3 ANTI-DOPING IAAF. 2011年9月17日閲覧〕。
2011年現在、IAAFは会長以下、第一副会長1名、副会長3名、名誉会計1名、地域陸連代表6名、カウンシルメンバー15名、事務総長1名がカウンシルを構成し、組織運営に当たる。総会はIAAFの最高決定機関〔国際陸上競技連盟憲章 日本陸上競技連盟. 2011年9月17日閲覧〕であり、カウンシルと212の加盟団体代表が参加して重要事項の審議を行なう。また4年おきに会長・副会長・カウンシルメンバー・委員を選出する〔『IAAF世界陸上2007大阪大会報告書』 32ページ〕。総会は1991年以降世界選手権の開催時に合わせて2年ごとに実施されており、2011年までに48回を数える〔IAAF Congress IAAF. 2011年9月15日閲覧〕。IAAFは1988年よりIAAF世界最優秀選手賞の表彰を開始した。
マラソンハーフマラソン競歩の世界記録公認を2004年に開始し、オリンピックと世界選手権の実施種目全てが世界記録として公認されることになった〔『日本経済新聞』2003年8月27日夕刊、19ページ〕。世界新記録樹立者にはIAAFオフィシャルパートナーから賞金が授与される。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「国際陸上競技連盟」の詳細全文を読む




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