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古典言語 : ミニ英和和英辞書
古典言語[こてんげんご]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ふる]
 【名詞】 1. used 2. secondhand
古典 : [こてん]
 【名詞】 1. old book 2. classics 3. classic 
: [のり]
 【名詞】 1. rule 2. law
: [げん]
 【名詞】 1. word 2. remark 3. statement 
: [ご]
  1. (n,n-suf) language 2. word 

古典言語 : ウィキペディア日本語版
古典言語[こてんげんご]
古典言語(こてんげんご)とは、古典文学に用いられた言語である。この場合の「古典」とは、年代として古く、亜流ではなく独自の源を持つ伝統を形成し、質量ともに充実したまとまりを擁するものを意味する (カリフォルニア大学バークレー校言語学者George L. Hartによる)〔http://tamil.berkeley.edu/Tamil%20Chair/TamilClassicalLanguage/TamilClassicalLgeLtr.html : According to UC Berkeley linguist George L. Hart, '' qualify as a classical tradition, a language must fit several criteria: it should be ancient, it should be an independent tradition that arose mostly on its own not as an offshoot of another tradition, and it must have a large and extremely rich body of ancient literature.''〕。
時代を経るにつれ口語が多様化し古典の文語から変化していった結果として、こうした古典言語は母語話者が存在しないか (w:Language deathを参照) 、高度のダイグロシアを伴うことが多くなっている。
== 古典学における古典言語 ==
西洋古典学における最狭義、すなわちそれ本来のヨーロッパ中心主義コンテクストにおいては、「古典言語 ("the Classical Languages")」とは、西洋文明の基盤を成すところの古典古代ギリシア語ラテン語の文語である。
一方でエドワード・サピアは ''Language '' (1921) において、全世界的な文化における重要性に鑑み、このリストに中国語アラビア語サンスクリットを加えている。
教育を受けた日本人にとって、内容を伴う文章の作成には漢文由来の要素を用いることがほぼ不可欠である。シャム語(タイ語)・ビルマ語・カンボジア語には明確にサンスクリット、そして何世紀も前に仏教とともに移入されたパーリ語の名残が認められる。そして学校におけるラテン語・ギリシア語教育の是非を議論する際でも、その議論はローマやアテネから伝わった語彙に裏打ちされている。これらの事実は、古代中国文化、仏教、そして古の地中海文明が世界史にいかに重要な意味を有していたかを示唆している。文化の媒体として圧倒的な重要性をもつに至ったのは中国語(漢文)、サンスクリット、アラビア語、ギリシア語、ラテン語のただ五つの言語なのである。これらと比較すると、ヘブライ語やフランス語といった文化的に重要な言語でさえその地位は副次的なものとなる。

この観点では、古典言語は長期にわたり幅広い影響を持つ言語であり、その影響は、もはや単なる原言語の日常語化とは言えないまでに変化したものにも及ぶ。またある言語で案出された新語が別の言語をルーツにしているときは (例えば多くのヨーロッパの言語において ''telephone'' のような新語はギリシャ語やラテン語を下敷きにしている) 、この別の言語が古典言語であるという徴候となる。
これに対し、現在も用いられている言語のうちで広範な影響力を持つものは「世界言語 (w:world language) 」と呼ばれている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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