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原始返本 : ミニ英和和英辞書
原始返本[げんしへんぽん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [はら, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation
原始 : [げんし]
 【名詞】 1. origin 2. primeval 
返本 : [へんぽん]
 (n,vs) book(s) returned unsold
: [ほん, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 

原始返本 : ウィキペディア日本語版
原始返本[げんしへんぽん]
原始返本(げんしへんぽん)は甑山道(じゅんさんどう、, )の教義のひとつで、根元のところに帰するという意味で、秋の統一の精神を表す。原始返本は報恩を通して成立し、実践面では解冤相生を通して成就する。
== 原理 ==

人間と天地の生命が原始返本する基本原理は、一本の樹からも奥深い摂理を類推することができる。
新芽が萌え出る春になると、根の水気は木の幹に乗じて枝々に若々しい葉っぱを出し、花を咲かせ、実を結ばせる。
やがて秋になると、水気は生命の故郷である根に戻り、落葉は地に落ちて根の肥になる。
秋には、水気は春夏(先天)の分裂運動を終え、元の根源に戻って新しい気運を蓄積する。
これがまさに自然界の原始返本(統一運動)であり、開闢の原理である。
このように原始返本というのは、生命が生長過程を終えて、結実のために「生命の根元に戻って統一精神を切り開いていく」ことをいい、根本に戻って万物生命を結実に導く、秋開闢の原理である。即ち、自然と歴史の成熟原理であり、救援の精神である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「原始返本」の詳細全文を読む




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