翻訳と辞書
Words near each other
・ 十和田観光電鉄ED300形電気機関車
・ 十和田観光電鉄ED400形電気機関車
・ 十和田観光電鉄トラ300形貨車
・ 十和田観光電鉄モハ3400形電車
・ 十和田観光電鉄モハ3600形電車
・ 十和田観光電鉄七戸案内所
・ 十和田観光電鉄三本木営業所
・ 十和田観光電鉄三沢案内所
・ 十和田観光電鉄八戸営業所
・ 十和田観光電鉄十和田観光電鉄線
十和田観光電鉄線
・ 十和田観光電鉄野辺地案内所
・ 十和田観光電鉄青森総合営業所
・ 十和田警察署
・ 十和田郵便局
・ 十和田鉄道
・ 十和田鉄道2400系電車
・ 十和田隕石
・ 十和田電鉄
・ 十和田高校


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

十和田観光電鉄線 : ミニ英和和英辞書
十和田観光電鉄線[とわだかんこうでんてつせん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [とお]
  1. (num) 10 2. ten 
: [わ]
 【名詞】 1. (1) sum 2. (2) harmony 3. peace 
: [た]
 【名詞】 1. rice field 
: [かん]
  1. (n,n-suf) look 2. appearance 3. spectacle 
観光 : [かんこう]
  1. (n,vs) sightseeing 
: [ひかり]
 【名詞】 1. light 
光電 : [こうでん]
 (adj-na) photoelectric
電鉄 : [でんてつ]
 【名詞】 1. electric railway 
: [てつ]
 【名詞】 1. iron 
鉄線 : [てっせん]
 (n) iron (steel) wire

十和田観光電鉄線 : ウィキペディア日本語版
十和田観光電鉄線[とわだかんこうでんてつせん]


十和田観光電鉄線(とわだかんこうでんてつせん)は、青森県三沢市三沢駅から十和田市十和田市駅までを結んでいた十和田観光電鉄鉄道路線である。2012年(平成24年)4月1日付けで廃線となった。
== 概要 ==
路線は大曲駅から十和田市駅までほぼ稲生川に沿うように敷設されていたが、建設時に三本木開墾株式会社より線路用地として堤防上の提供を受けたことによる。
駅は十和田市駅と三沢駅以外は無人駅で、無人駅には出札改札がなくホームがあるのみであった。列車はワンマン運転を行っていたため、無人駅から乗車する際は路線バス同様に乗車時に整理券を受け取って、降車時に整理券と運賃を支払うようになっていた。十和田市駅・三沢駅から乗車する場合は乗車券を購入して改札を通り、降車時に切符を回収する(集札)。無人駅での集札は1両目の運転士席から近い進行方向一番前の出口で運賃箱を用いて行う。このため、混雑時をのぞいて十和田市駅・三沢駅以外では進行方向一番前のドアしか開かなかった(ただし、定期券利用客以外は混雑時にすべてのドアが開くときでも一番前のドアから乗降しなければならない)。
ちなみに、かつて三沢駅に停車していた東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線(現:青い森鉄道線)の特急列車で十和田観光電鉄線への乗り換えを案内する英語の自動放送は車両(所有会社)によって異なり、JR東日本のE751系電車の自動放送では「Towada-Kanko Line」と放送されていたが、北海道旅客鉄道(JR北海道)の789系電車の自動放送では「Towada-Sightseeing-Electric-Railway Local-Line」と放送されていた。
柳沢駅と七百駅との間で、地下を通る東北新幹線と交差するがどちらの路線にも駅は設置されていなかった。
1970年(昭和45年)度に年間165万人が利用してピークとなったがその後は乗客が減少し、2010年(平成22年)12月4日に東北新幹線・七戸十和田駅が開業すると、十和田湖周辺への観光客を中心に乗客減に拍車がかかり同年度は年間46万人にまで低下した〔十和田観光電鉄廃線決定 来年4月、路線バスに転換 河北新報 2011年10月12日)〕。さらに2011年(平成23年)3月11日に発災した東日本大震災の影響で、鉄道事業の赤字を補っていた同社のホテルやバス事業の収入も減ったため〔、同社は沿線の三沢市六戸町十和田市に今後10年間で約5億円の資金援助を要請したが、自治体側は10月上旬に「経営改善が見込めない」と要請を拒否した。そのため、10月7日の十和田観光電鉄の臨時取締役会にて2012年(平成24年)3月末をもって廃線にし、バス転換する方針が決定、10月11日に十和田観光鉄道活性化協議会の臨時総会で発表された。
2012年1月24日に、十和田観光電鉄は国土交通省東北運輸局)に対し十和田市駅が4月以降使用不能になる(詳細は「十和田市駅#駅ビル再開発計画」を参照)ことを理由とした休止〔 - 十和田観光電鉄、2012年1月24日。〕〔 - 東北運輸局プレスリリース、2012年1月24日〕及び採算性悪化や前記設備更新の費用調達困難を理由に2013年1月31日を以て廃線とする廃止〔 - 十和田観光電鉄公式、2012年1月24日。〕〔の届出が東北運輸局にされた。これを受けて東北運輸局が同年2月20日に地元2市1町に対し実施した意見聴取に於いて、廃止日を2012年4月1日に繰り上げても支障なしとの判断がされた〔 - 東北運輸局プレスリリース、2012年3月7日〕。
このため十和田観光電鉄は休止届を取り下げるとともに廃止日を2012年4月1日とする廃止日繰り上げの届出を行った〔 - 十和田観光電鉄、2012年3月14日〕〔 - 東北運輸局プレスリリース、2012年3月14日〕。廃止日の前日である3月31日の運行で営業を終了した。4月1日より同社により鉄道代替バス十和田三沢線(三高正門前 - 十和田中央 - 三沢駅 - 三沢高校前)が運行されている(本記事の「鉄道廃止代替バスについて」の節も参照)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「十和田観光電鉄線」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.