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北条司 : ミニ英和和英辞書
北条司[ほうじょう つかさ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [きた, ほく]
 (n) north

北条司 : ウィキペディア日本語版
北条司[ほうじょう つかさ]


北条 司(ほうじょう つかさ、本名:北條 司〔、1959年昭和34年)3月5日〔 - )は、日本の男性漫画家実業家。株式会社コアミックス設立者〔「事業概要 」『コアミックス 』〕であり取締役〔『20周年記念 イラストレーションズ』107頁〕、及び関連会社ノース・スターズ・ピクチャーズの取締役〔「会社概要 」『株式会社ノース・スターズ・ピクチャーズ 』〕。福岡県小倉市〔北条が3歳の1963年に合併され北九州市となっている。〕出身〔。九州工業高校九州産業大学卒〔『北条司 ILLUSTRATIONS』92頁〕。トレードマークサングラスで、公開されている写真自画像のほぼ全てが着用した姿となっている。
1980年(昭和55年)に『週刊少年ジャンプ』(集英社)20号に掲載された「おれは男だ!」でデビューし、翌1981年(昭和56年)より開始された「キャッツ♥アイ」で連載デビュー〔。主に『週刊少年ジャンプ』を始めとした集英社の雑誌で活躍。その後2000年(平成12年)に堀江信彦らと共にコアミックスを設立し、同社が編集を行う雑誌に活動の場を移している。
代表作に『キャッツ♥アイ』・『シティーハンター』など〔。『月刊コミックゼノン』において『エンジェル・ハート 2ndシーズン』を連載中〔2011年12月現在。〕。
== 来歴 ==

=== 幼少期 ===
建設会社勤務の父親と専業主婦の母親の間の次男として、1959年(昭和34年)福岡県小倉市〔に生まれ、小学校からは北九州市内の八幡で過ごす〔『C.H.パーフェクトガイドブック』168頁〕。市立泉台小学校・市立高見中学校・私立九州工業高校九州産業大学と進学し〔、高校までを北九州市内で、漫画家として上京するまでを福岡県内で過ごす。
〔この段落は『A.H.公式ガイドブック』89頁、『コミックバンチ』32号の154頁を参考とした。〕物心ついた時には既に絵を描く事が好きで、北条の母の証言によると幼稚園時代には鏡に映った自分の手を熱心にスケッチするなどしていた。また、兄がアニメキャラクター等を模写していたのに対して北条は模写が苦手で、小さな頃からオリジナルの絵を描く事が多かったという〔『C.H.パーフェクトガイドブック』169頁〕。早生まれで体が小さかった事もあり、絵を描く事は北条にとって周りにも誇れる唯一の自己表現手段となっていった。漫画を読むのも好きではあったがテレビの方により夢中になっており、特に漫画に強い思い入れがあったわけではなかった。初めてコマ割りのある漫画を描いたのは小学校1年生の時であったが、これは「『ウルトラQ』よりもおもしろい漫画がある」と友人にホラを吹いた事をごまかすためのものであった〔『20周年記念 イラストレーションズ』101頁〕。
〔この段落は、『コミックバンチ』32号の154 - 155頁、『C.H.パーフェクトガイドブック』169 - 171頁を参考とした。〕このように幼少時から絵を描き続けていた北条であったが、小学2年生の時に担任の教師から「子供らしい絵を描け」などと絵を貶される事件が起きる。北条にとって唯一の表現手段であった絵を貶される事は自分を全否定される事に近く、この事件が強いトラウマとなって絵を描く事が嫌いになり、目立つ事を恐れる暗い少年となってしまう。以降、北条は小説を大量に読むようになり、特に中学時代はSF小説を読み漁る生活を送る。また学校推薦映画となっていた『ひまわり』(ヴィットリオ・デ・シーカ)を見て衝撃を受け、様々な映画を見るようになる。ただしお金がかかるので映画館で見られるのは月一程度であり、もっぱらテレビ洋画劇場で放映された物を見ていた。
〔この段落は、『C.H.パーフェクトガイドブック』170頁、『コミックバンチ』32号の155 - 156頁、『ILLUSTRATIONS』95頁を参考とした。〕中学3年の時に漫画家を目指す友人が出来る。彼がペンを使い本格的に執筆している事に影響を受け、北条も本格的な執筆を始めるようになった。この友人とは別の高校に進学するも交流は続き、彼の呼びかけから漫画の同好会にも参加する。男女織り交ぜた6人で、共同の漫画執筆も始めたが未完に終わっており、この時の体験から自分に毎週漫画を描く漫画家生活は無理だと当時は思っていた。
その後、賞金を目当てに漫画の投稿を始め、金が無くなると新作を描いては投稿するという生活を始める。当初はジャンルを問わずに投稿をしていたが、努力賞でわずかな賞金しかもらえなかった事から、少女漫画への投稿は辞めている〔『A.H.公式ガイドブック』89 - 90頁〕。一方で読者としては時おり目についた物を読む程度でありも週刊誌を買うような事はせず、引き続き映画と小説の方により興味を持っていた〔『C.H.パーフェクトガイドブック』171頁〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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