翻訳と辞書
Words near each other
・ 前縦隔
・ 前縦隔リンパ節
・ 前縦隔枝
・ 前縦靭帯
・ 前置
・ 前置き
・ 前置増幅器
・ 前置格
・ 前置波
・ 前置胎盤
前置記法
・ 前置詞
・ 前置詞と冠詞の縮約
・ 前羊水
・ 前羽村
・ 前翅基骨
・ 前翼型滑空機
・ 前翼機
・ 前者
・ 前耳介リンパ節


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

前置記法 : ミニ英和和英辞書
前置記法[ぜんち]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

前置 : [ぜんち]
 【名詞】 1. preface 2. introduction
: [き]
 (n,n-suf) chronicle
記法 : [きほう]
 (n) notation
: [ほう]
  1. (n,n-suf) Act (law: the X Act) 

前置記法 ( リダイレクト:ポーランド記法 ) : ウィキペディア日本語版
ポーランド記法[ぽーらんどきほう]

ポーランド記法(ポーランドきほう、Polish Notation)とは、数式やプログラムを記述する方法(記法)の一種。演算子(オペレータ)を被演算子(オペランド)の前(左)に記述することから、前置記法(ぜんちきほう、prefix notation)とも言う。
その他の記法として、演算子を被演算子の中間に記述する中置記法、後(右)に記述する後置記法(逆ポーランド記法)がある。
名称の由来は、ポーランド人の論理学者ヤン・ウカシェヴィチ (Jan Łukasiewicz) が考案したことによる。
== 概要 ==
例えば、「1 と 2 を加算する」という演算を、一般的に数式の表記に用いられる中置記法で記述すると、以下のようになる。
1 + 2
一方、ポーランド記法では、加算を表す演算子 + を、被演算子である 1 と 2 の前(左)に置いて、以下のように記述する。
+ 1 2
ポーランド記法は、演算子と被演算子を分離して記述することで、式の解釈を明確にするために考えだされたものであり、二項演算であれば、括弧を使うことなく演算を一意に表記することができる。
例えば、中置記法による以下の式を考える。
(1 + 5)
* (2 + 3)
これをポーランド記法で記述すると以下の通りとなり、括弧が不要である。

* + 1 5 + 2 3
一方、ポーランド記法では、被演算子同士を区切る記号(デリミタ)が必要である(中置記法では演算子がデリミタとして働くため不要)。一般には空白が用いられることが多く、上の例では1と5の間、2と3の間にある空白がそれに当たる。
なお、ポーランド記法においても、読みやすくするために括弧を用いることがあり、以下のように記述しても間違いではない。〔LISPはこのような見た目だが、LISPで括弧が必須なのはLISPの理由による。すなわち、LISPでは式を読み込む時に式の木構造を構築するのだが、括弧なしで式の木構造を構築するには、演算子を識別し、その引数の数がわかっていなければならない。しかし、読み込み時にはその文字列から演算子かどうかはわからないし、任意個の引数をとる演算子もある。このため括弧なしには木構造を構築できないので、LISPでは括弧が必須なのである。〕
(
* (+ 1 5) (+ 2 3))


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ポーランド記法」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Polish notation 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.