翻訳と辞書
Words near each other
・ 冠不全
・ 冠予備(能)
・ 冠二郎
・ 冠仁
・ 冠位
・ 冠位・位階制度の変遷
・ 冠位・官位制度の変遷
・ 冠位二十六階
・ 冠位十三階
・ 冠位十九階
冠位十二階
・ 冠動脈
・ 冠動脈のShaher分類
・ 冠動脈れん縮
・ 冠動脈アテローム性硬化
・ 冠動脈アテローム硬化
・ 冠動脈インターベンション
・ 冠動脈バイパス手術
・ 冠動脈バイパス移植術
・ 冠動脈バイパス術


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

冠位十二階 : ミニ英和和英辞書
冠位十二階[かんいじゅうにかい]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [かんむり]
 【名詞】1. crown 2. diadem 3. first 4. best 5. peerless 6. cap 7. naming 8. designating 9. initiating on coming of age 10. top character radical, 11. corona, comb
冠位 : [かんい]
 (n) system indicating court ranks by headgear colors (colours)
: [くらい]
  1. (n,n-adv,suf,vs) grade 2. rank 3. court order 4. dignity 5. nobility 6. situation 7. throne 8. crown 9. occupying a position 10. about 1 1. almost 12. as 13. rather 14. at least 15. enough to 1
: [とお]
  1. (num) 10 2. ten 
十二 : [じゅうに]
 【名詞】 1. 12 2. twelve 
: [に]
  1. (num) two 
二階 : [にかい]
 【名詞】 1. second floor 2. upstairs 
: [かい]
  1. (n,n-suf) -floor (counter) 2. stories 3. storeys 

冠位十二階 : ウィキペディア日本語版
冠位十二階[かんいじゅうにかい]

冠位十二階(かんいじゅうにかい)は、日本で604年に制定され、605年から648年まで行なわれた冠位である。日本で初めての冠位・位階であった。朝廷に仕える臣下を12の等級に分け、地位を表す冠を授けるものである。七色十三階冠の施行により廃止された。
== 概要 ==
日本書紀』によれば、推古天皇11年12月5日(604年1月11日)に初めて制定された冠位である。大徳小徳大仁小仁大礼小礼大信小信大義小義大智小智の12階の冠位が制定された。冠は(絹織物の一種)でできており、頂を合わせて袋のようにして、その囲りに縁を着けた。元日にはさらに髻華(うず)という髪飾りを着けた〔『日本書紀』巻22、推古天皇11年12月壬申(5日)条。〕。翌12年(605年)1月1日に天皇が冠位を初めて諸臣に授けた〔『日本書紀』巻22、推古天皇12年正月戊戌(1日)条。〕。聖徳太子の事績を伝える『上宮聖徳法王帝説』にも同様の記述がある。
隋書』倭国伝は、官に12等があり大徳・小徳・大仁・小仁・大義・小義・大礼・小礼・大智・小智・大信・小信で定員がないと記す。順序が書紀のものと異なり、仁義礼智信という五常の通常の配列に従っている。唐代に書かれた『翰苑』には、『括地志』に曰くとして倭国の十二等の官の第一に麻卑兜吉寐(まひときみ、まひとぎみ、まへつきみ)があり〔「まひとぎみ」は原田淑人「冠位の形態から観た飛鳥文化」393頁。「まへつきみ」は黛弘道「冠位十二階考」330頁、同「冠位十二階の実態と源流」359頁。〕、華言(中国語)で大徳というとある。二は小徳で、三以下は大義、小義と『隋書』と同じ順で続く。『日本書紀』と順序の違いがあるが、冠位十二階が実際に制定・施行されたことを証明するものである。
この時始められた冠位制度は、天皇が臣下のそれぞれに冠(位冠)を授け、冠の色の違いで身分の高下を表すものである。前代の氏姓制度と異なり、氏ではなく個人に対して与えられ、世襲の対象にならない。豪族の身分秩序を再編成し、官僚制度の中に取り込む基礎を作るもので、政治上の意義が大きかった〔井上光貞「冠位十二階とその史的意義」283頁。〕。大化3年(647年)に七色十三階冠が制定され、翌大化4年(648年)4月1日に廃止されたが、その後もいくたびかの改変を経て律令制位階制度となり、遺制は現代まで及ぶ。
冠と結びつかないが同様に人に等級を付ける制度は高句麗新羅百済官位があり、日本の冠位に先行している。同じ時代の官品には似ないが、より以前の代や南北朝時代の思想制度の影響が指摘される。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「冠位十二階」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.