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再生族 : ミニ英和和英辞書
再生族[さいせい]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [さい]
  1. (pref) re- 2. again 3. repeated 
再生 : [さいせい]
  1. (n,vs) playback 2. regeneration 3. resuscitation 4. return to life 5. rebirth 6. reincarnation 7. refresh 8. narrow escape 9. reclamation 10. regrowth 
: [せい, なま]
  1. (adj-na,n,adj-no) (1) draft (beer) 2. draught 3. (2) raw 4. unprocessed 

再生族 ( リダイレクト:ドヴィジャ ) : ウィキペディア日本語版
ドヴィジャ[ぞく]

ドヴィジャまたは再生族(さいせいぞく)は、インドにおける4つのヴァルナのうち、バラモン(ブラーフマナ)、クシャトリヤヴァイシャの3ヴァルナをさす。伝統的に、インドにおいて、出生後の通過儀礼を経てヴェーダの祭式に連なりうるものと考えられてきたヴァルナの総称〔藤井(2007)〕。
== 概要 ==
後期ヴェーダ時代(紀元前1000年頃-紀元前600年頃)における創造讃歌『プルシャ・スークタ(原人の歌)』(en)は、4つのヴァルナ(社会的身分)が生まれた由来を問い、その答えのなかとして次のように説明している〔シュルバーグ(1973)p.39-40〕。

:神々が原人を切り分かちたるとき
::いくつの部分に切り離したるや。
:その口は何に、両腕は何になりたるや。
::その両腿は、その両足は何とよばれるや。
:その口はバラモン(司祭)となれり。
::その両腕はラージャニヤ(武人)となれり。
:その両腿からはヴァイシャ(農民、商人)、
::その両足からはシュードラ(奴隷)生じたり。

「ヴァルナ」の原義は「」であり、上位からそれぞれの4色であった。
マヌ法典』にしたがえば、バラモンはヴェーダを学び、これを教え、また、神々への祭祀をおこなわなければならない。クシャトリヤ(ラージャニヤ)は人びとを守り、やはりヴェーダを学ばなければならない。ヴァイシャはを飼い、土を耕し、商業を営み、金銭を扱い、そして、ヴェーダを学ぶことが推奨される。このように、上記3ヴァルナはヴェーダの祭式に参加する資格を与えられており、8歳から12歳にかけての男子が、その階級の一員になったことを示す聖なるをかけられる儀式に参加する。これによって彼らは幼年時代を終え、ヒンドゥーの四住期における「学生期」(ブラフマチャルヤ)にはいるとされる。紐をかけられるこの入門式はウパナヤナと呼ばれ、ヒンドゥー教徒からは第二の誕生とみなされる。そのためこの儀式を受けられる三つのヴァルナは再生族(ドヴィジャ)と呼ばれるが、受けることを許されないシュードラ階級は一度しか誕生しない、という意味で一生族(エーカジャ)と称される〔シャンカラ著、前田専学訳『ウパデーシャ・サーハスリー』(1988)p.273訳注〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ドヴィジャ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dvija 」があります。




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