翻訳と辞書
Words near each other
・ 八田静輔
・ 八田駅
・ 八田鮎子
・ 八甲山純司
・ 八甲山純治
・ 八甲田
・ 八甲田 (列車)
・ 八甲田トンネル
・ 八甲田ロープウェー
・ 八甲田丸
八甲田山
・ 八甲田山 (テレビドラマ)
・ 八甲田山 (映画)
・ 八甲田山死の彷徨
・ 八甲田山雪中行軍遭難事件
・ 八甲田山雪中行軍遭難資料館
・ 八甲田温泉
・ 八甲田農協
・ 八甲田農業協同組合
・ 八甲田連峰吹雪の惨劇


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

八甲田山 : ミニ英和和英辞書
八甲田山[はっこうださん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [やつ]
 (num) eight
: [た]
 【名詞】 1. rice field 
: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 

八甲田山 : ウィキペディア日本語版
八甲田山[はっこうださん]

八甲田山(はっこうださん)は、青森市の南側にそびえる複数火山の総称で日本百名山の一つ。「八甲田山」と名がついた単独峰は存在せず、18の成層火山や溶岩円頂丘で構成される火山群である。青森県のほぼ中央に位置し、東北日本の脊梁奥羽山脈の北端である。命名の由来について「新撰陸奥国志」によれば、八の(たくさんの)甲(たて)状の峰と山上に多くの田代(湿原)があるからという。現在の火山活動は穏やか。周辺は世界でも有数の豪雪地帯である。
明治35年に青森の歩兵第五連隊が雪中行軍の演習中に記録的な寒波に由来する吹雪に遭遇し、210名中199名が遭難した事件(八甲田雪中行軍遭難事件)が発生、それを基に新田次郎の小説「八甲田山死の彷徨」が書かれている。なお、陸上自衛隊青森駐屯地に駐屯する第5普通科連隊も、毎年厳冬期に八甲田山系での冬季雪中戦技演習を行なっている。
== 八甲田山系 ==
八甲田山系は八甲田大岳を盟主として南北2群の火山よりなり、その中間に睡蓮沼を含む湿原地帯がある。
山系を構成する山々国道103号国道394号の重複道路を境に、北部八甲田山系と南部八甲田山系に分かれて、後者の方が地層が古い。
; 北部八甲田山系
: 北部より前嶽・田茂萢岳 (1,324m) ・赤倉岳 (1,548m) ・井戸岳 (1,550m) ・大岳 (1,584m) ・小岳 (1,478m) ・高田大岳 (1,552m) ・雛岳 (1,240m) ・硫黄岳(八甲田) (1,360m) ・石倉岳(1,202m)
; 南部八甲田山系
: 北部より逆川岳 (1,183m)・横岳(1,339m) ・猿倉岳 (1,354m) ・駒ヶ峯 (1,416m) ・櫛ヶ峯 (1,517m) ・乗鞍岳(八甲田)(1,450m) ・南部赤倉岳(1,290m)
全国的にはさほど高くはない1600mに満たない山地ではあるが、青森県を東西に二分し、それぞれの気候の特徴に大きな影響を与えている。夏季は太平洋から冷たく湿った北東からの季節風「やませ」が吹き込み、青森県の太平洋側は濃霧・冷害に見舞われる。対して八甲田山の西側は優良な稲作地帯で、弥生時代の水田跡が発見されている。冬季は日本海から湿った北西の季節風が吹き、津軽地方に雪をもたらす。一方、八甲田山の東側は晴天率が高く降雪も少ない。夏冬いずれも、八甲田山によるフェーン現象であると考えられている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「八甲田山」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.