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無弓類（むきゅうるい、学名：Anapsid / Anapsida）は、初期有羊膜類のグループで、爬虫類の絶滅分類群。側爬虫類または擬爬虫類 とも。パレイアサウルスなどがこの分類群に属する。かつては分類学において亜綱の階級が与えられ、無弓亜綱とされた。以前はカメの先祖とされた事もあった。 ==形態== 頭蓋骨の眼窩後部両側に側頭窓 (''temporal fenestra'') と呼ばれる穴を持たない事が特徴の一つである。しかしながら、これはあくまで初期の四肢動物に見られる祖先的な特徴である為、側頭窓を持たないもの全てがこのグループに分類される訳ではない。かつてはカメもこのグループに分類されていたが、DNAの解析の結果、ワニ、鳥類など主竜類に近縁である事が判明した。また、石灰質の卵殻を持つ事、発達した腹肋骨など他の無弓類の生物には無い特徴を持つなど、解剖学的な面からも無弓類とは別系統であるとされた。〔『カメのきた道 : 甲羅に秘められた2億年の生命進化』 61 - 62頁〕 ファイル:Skull anapsida 1.png|無弓類の頭蓋骨 ファイル:Scutosaurus.JPG|スクトサウルス頭骨 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「無弓類」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Anapsid 」があります。 スポンサード リンク
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