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佐原 秀樹（さはら ひでき、1978年5月15日 - ）は、神奈川県横浜市出身のサッカー指導者、元サッカー選手。ポジションはディフェンダー (DF)。 ==経歴 == 小学生の頃に日産自動車サッカー部（現横浜F・マリノス）の下部組織で本格的にサッカーを始める〔。マリノスジュニアユース同期には高田保則、中村俊輔がいた。1992年のU-15高円宮杯で優勝、U-15クラブユース選手権では1992年及び1993年に連覇〔 Jリーグ選手協会 (2007年11月30日)〕。 ユースへの昇格が内定していたが〔全国高校選手権への憧れから〔、1994年に桐光学園高等学校へ進学。1年時からAチームに入り〔 3年時にはキャプテンを務め、中村、宇留野純、井手口純らと共にチームを1996年度選手権の準優勝に導いた〔〔〔。高校選抜にも選出。 1997年に高校を卒業。複数のオファーを受ける中で、関東圏でのプレーとブラジルへの留学という条件に惹かれて〔JFL・川崎フロンターレへ入団。同年、当時川崎と業務提携していたグレミオへと留学。ジュニオール（ユース）に登録され、チームメートにはロナウジーニョがいた〔。1998年に復帰し、1999年には同年発足のJリーグディビジョン2で中西哲生、森川拓巳と3バックを組み〔F-スポット ピックアッププレイヤー 2004 vol.04 川崎フロンターレ〕、リーグ最小失点での優勝及びJ1昇格に貢献した。2000年も開幕からレギュラーとして出場を続けていたが〔選手出場記録 Jリーグ (2000年5月27日)〕、練習中の負傷及び2度の手術によって長期離脱を強いられ〔、以後約2年間公式戦に出場できなかった〔。 2002年に戦線復帰したが、佐原の離脱中に川崎では伊藤宏樹や箕輪義信が主力に定着。岡山一成も移籍加入したことで2003年にはベンチ入りも出来なかった〔当時の規定ではベンチに入れる選手は16名まで。〕。2004年から再び出場機会を掴み始めたが、入院生活やリハビリ期間を共に過ごした寺田周平〔〔〔 が伊藤、箕輪と3バックを構築したため、佐原は4番手となる時期が長く続いた〔川崎F・佐原がFC東京への移籍が濃厚 ゲキサカ (2007年12月26日)〕。セットプレー時には長身を活かすべく前線に上がり、空中戦の強さを発揮。2005年のJ1第29節浦和戦では決まれば勝ち越しとなるヘディングシュートを突き刺したが、家本政明主審によって取り消された。2006年には負傷の寺田に代わって本職ではない3バックの中央〔燃えろ川崎、沸けよ等々力 スポーツナビ (2006年8月22日)〕（リベロ〔F-スポット ピックアッププレイヤー 2007 vol.08 川崎フロンターレ〕）をこなすなど、貴重な守備のバックアッパーだった。なお、この年限りで佐原と同様に1997年から川崎に在籍していた長橋康弘が引退したため、佐原がチーム創設時以来唯一の最古参選手となった〔。 2008年、FC東京に期限付き移籍〔佐原秀樹選手期限付き移籍のお知らせ 川崎フロンターレ (2008年1月8日)〕〔 FC東京 (2008年1月8日)〕。当初は不慣れな環境とプロ入り以来初となる4バックの布陣に戸惑ったが〔F-スポット ピックアッププレイヤー 2010 vol.03 川崎フロンターレ〕、その高さは重宝され〔佐原残留 来季も東京の守備支える 東京中日スポーツ (2008年11月11日)〕 センターバックとして先発フル出場を続けた。古巣・川崎との対戦では、高校時代以来となる主将を任されるなど〔〔【J1:第25節 川崎F vs F東京】試合終了後の各選手コメント J's GOAL (2008年9月20日)〕、守備の要として絶大な存在感を発揮〔。同年終盤からグロインペイン症候群による股関節痛が表面化したが、懸命にプレーを続け〔佐原が帰ってきた 開幕スタメンへ気合 東京中日スポーツ (2009年2月18日)〕 レギュラーを死守した。この年は自身初のリーグ戦複数得点と公式戦過去最多出場を記録。シーズン終了後に移籍期間延長が発表された〔佐原秀樹選手期限付き移籍期間延長のお知らせ 川崎フロンターレ (2008年12月24日)〕〔 FC東京 (2008年12月24日)〕。2009年は股関節から膝にかけて痛みが広がる中〔アウェー磐田戦 佐原に任せろ! 東京中日スポーツ (2009年4月4日)〕、川崎とのナビスコカップ決勝に勝利し、自身プロ入り後初のタイトルを獲得した〔。 移籍期間を満了し〔 (2009年12月11日)〕、2010年より川崎フロンターレへ復帰〔佐原秀樹選手復帰のお知らせ 川崎フロンターレ (2009年12月11日)〕。この年は、開幕前の左肩鎖関節脱臼〔 や内転筋痛も加わって満身創痍となる中で〔【川崎F】佐原引退「もう体がボロボロ」 日刊スポーツ (2010年12月5日)〕 9試合に出場。その中にはプロ入り後14年目にして高校の同期である中村俊輔との初対決もあった〔俊輔VS佐原 待望の桐光学園同僚対決だ スポーツニッポン (2010年9月11日)〕〔。リーグ戦終了後に現役引退を表明〔佐原秀樹選手引退のお知らせ 川崎フロンターレ (2010年12月7日)〕。寺田と同じタイミングでの引退だった〔F-スポット ピックアッププレイヤー 2010 vol.12 川崎フロンターレ〕。 2011年からは川崎で育成・普及コーチを務める〔佐原秀樹氏育成・普及コーチ就任のお知らせ 川崎フロンターレ (2011年2月1日)〕。2012年、JFA公認B級コーチライセンスを取得〔 日本サッカー協会 (2012年4月12日)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「佐原秀樹」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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