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休戦協定 : ミニ英和和英辞書
休戦協定[きゅうせんきょうてい]
(n) cease-fire agreement
===========================
: [きゅう]
  1. (n,vi,vs) rest 2. taking a day off 3. being finished 4. being absent 5. retire 6. sleep 
休戦 : [きゅうせん]
  1. (n,vs) truce 2. armistice 
休戦協定 : [きゅうせんきょうてい]
 (n) cease-fire agreement
: [いくさ]
 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight 
: [きょう]
  1. (n-suf,n-pref) cooperation 
協定 : [きょうてい]
  1. (n,vs) arrangement 2. pact 3. agreement 
休戦協定 : ウィキペディア日本語版
休戦協定[きゅうせんきょうてい]
休戦協定(きゅうせんきょうてい)あるいは停戦協定(ていせんきょうてい、Armistice)とは、戦争や武力紛争を行う双方の勢力が戦闘を停止するための協定。英語の "Armistice" は、ラテン語の arma(兵器)と stitium(停止)から来ている。
== 概説 ==
休戦協定(停戦協定)の前に、まず停戦(ceasefire)または休戦(truce)のための交渉がどこかで行われている必要がある。通常、双方が一定の条件や限定された期間や指定された地域内で敵対行為や暴力を一時的に停止する協定となる。クリスマス休戦や断食月休戦などの一時的な休戦協定も含まれる。伝統的な戦時国際法において休戦協定の合意は口頭による同意によれば良く(ハーグ陸戦条約36条)文書の手交を要件としない。停戦状態の間、負傷者や犠牲者の救出を行ったり、講和条約(平和条約)締結のための交渉を開始したりすることもあるが、一方的な降伏受諾ではなく双務的な休戦協定に過ぎないため、休戦協定に重大な違反が見られた場合には当事国はその合意を破棄することもでき(ハーグ陸戦条約40条)、休戦協定を破棄して戦争再開になるということはいつでもあり得る。また、休戦協定がなくても、双方の間で第三者を介するなどして講和条約平和条約)が締結さえされれば終戦となる(アメリカ独立戦争のヨーロッパでのパリ条約 (1783年)ヴェルサイユ条約 (1783年)日清戦争黄海海戦後の下関条約など)。
休戦協定は局地戦での軍隊同士の "modus vivendi" (暫定協定)であることが多いため、講和条約平和条約)のような恒久的な性質を持ち得ない。また、部隊の降伏による武装解除も行われない。しかし降伏したわけではないので双方の主権が維持され続け、かつ、戦争も停戦できる〔〔。このため休戦の成立は講和の成立よりも容易である。1953年7月27日朝鮮戦争停戦のように、講和条約交渉のないまま、長期間にわたって戦闘停止状態が継続するという事例も見られる。
国連安全保障理事会は創立以来、国連憲章を大義名分として世界各地の紛争当事国に対ししばしば停戦決議を課し、または課そうとしてきた。これは国際連合安全保障理事会常任理事国5か国の軍事力を背景としているようにも見えるが、国連決議に基づく有志軍以上の国連軍が国連常任安保理5か国を含めて正式に編成されたことはなく、そのため、他の国連決議もしばしばそうであるが、しばしば実効性に乏しい。また、このため、遵守義務を自らに課す当事者同士の停戦協定のほうが国連による停戦勧告決議よりも束縛力が高いと比較考証する向きもある。
休戦協定の最大の利点は、戦争を行う双方のうちどちらかが降伏をしなくても双方とも降伏の場合よりは遙かに好都合な形で戦争を止められる、という点にある。これは、戦争の敗者が国際法によりもたらされるもの以外の一切の条件なしで降伏して戦争を終わらせるという無条件降伏とは究極の好対照である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「休戦協定」の詳細全文を読む




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