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仙石線 : ミニ英和和英辞書
仙石線[せんせきせん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [せんと]
 (n) cent
: [こく, いし]
 【名詞】 1. volume measure (approx. 180l, 5 bushels, 10 cub. ft.) 

仙石線 : ウィキペディア日本語版
仙石線[せんせきせん]

仙石線(せんせきせん)は、宮城県仙台市青葉区あおば通駅から仙台駅を経由し宮城県石巻市石巻駅を結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線幹線)である。このほか、陸前山下駅 - 石巻港駅間の日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物支線を持つ。
2011年平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震東日本大震災)による被害を受けて、2012年(平成24年)3月現在高城町駅 - 陸前小野駅間が不通となっていたが(詳細は「運行形態」「東日本大震災による影響」の節を参照)、陸前大塚駅 - 陸前小野駅間の高台移転による新ルートの区間が完成したため、2015年(平成27年)5月30日から全線で運行が再開された。
== 概要 ==
名称は、起点(仙台市)と終点(石巻市)から1文字ずつ取って付けられた。
仙石線は私鉄である宮城電気鉄道の路線が1944年昭和19年)の戦時買収により国有化された路線であり、1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化によりJR東日本の路線となった。JR東日本が保有する営業路線の中では東北地方唯一、JRグループでは日本最北の直流電化路線である〔同様に私鉄が前身で買収前に直流電化され、周囲の国鉄線が交流電化された例として富山港線(現・富山ライトレール富山港線)があった。〕。電動車による他路線への直通運転が不可能である点を活かし、2WAYシートATACSなど開発システムのテスト路線となることが多い。
駅間距離が短く、また、開業当初より仙台口においては1時間に2 - 3本の運行が行われていた。このため、国有化後、地元では国電と呼ばれていた。あるいはほかの国鉄路線と仙石線の駅がそれぞれ立地する松島や塩竈、石巻などでは仙石線の駅を「電車駅」、ほかの国鉄路線の駅を「汽車駅」と呼ぶなどして区別していた。
東塩釜駅付近 - 高城町駅間は東北本線と併走しており、2015年には松島海岸 - 高城町間に連絡線が作られ、仙石東北ラインとして直通運転を開始している(保守用の渡り線はこれ以前から存在していた)。東北本線と徒歩連絡が可能な駅もあるが、通しの乗車券は発売されない。かつて仙台駅では松島への観光に仙石線の利用を促す案内が行われた。これは、東北本線にも「松島駅」があるが、同駅と松島の観光地は1km程度離れており、松島海岸駅のほうが至便であるため〔松島駅と松島海岸駅には選択乗車の設定がなされていたが、2002年12月に廃止された。それ以降も東北本線または仙石線の一部が工事や輸送障害などで不通になる場合やイベント時に、一時的に松島方面までの乗車券類をもう一方の路線で利用可能にする特例が適用されることがある。〕。2015年から仙石東北ラインの運転が開始されたことで、仙石東北ラインでも高城町駅で乗り換えることで松島海岸に向かうことができる。松島海岸駅のホームの山側からは並行する東北本線の車両が県道の先に間近に見える。仙台駅 - 松島駅間と仙台駅 - 松島海岸駅間の運賃はともに410円である。一方、塩釜方面への案内は特にされてはいないが、仙台からの場合、観光目的地であるマリンゲート塩釜鹽竈神社本塩釜駅が最寄りの下車駅となる。ただし、宮城県塩釜高等学校など東北本線塩釜駅の利用が至便な施設も存在する。
2000年(平成12年)に完成した仙台トンネルに新線が開通し、あおば通駅 - 陸前原ノ町駅間の約3.5kmが地下線となった。
ラインカラーはスカイブルー()に設定されている。支線をのぞく全区間がIC乗車カードSuica」の仙台エリアに含まれている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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