翻訳と辞書
Words near each other
・ 人別
・ 人別帳
・ 人別改
・ 人制
・ 人刺
・ 人前
・ 人前で
・ 人前では
・ 人前結婚式
・ 人力わら切り機
人力ヘリコプター
・ 人力噴霧機
・ 人力投入
・ 人力散粒機
・ 人力発電
・ 人力給餌
・ 人力翻訳
・ 人力舎
・ 人力資源社会保障省
・ 人力資源社会保障部


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

人力ヘリコプター : ミニ英和和英辞書
人力ヘリコプター[ひと]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひと]
 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1
: [ちから, りょく]
  1. (n-suf) strength 2. power 
ヘリコプター : [へりこぷたー]
 【名詞】 1. helicopter 2. (n) helicopter
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

人力ヘリコプター ( リダイレクト:人力飛行機#人力ヘリコプター ) : ウィキペディア日本語版
人力飛行機[じんりきひこうき]
人力飛行機じんりきひこうきじんりょくひこうき/英:''Human powered aircraft'', ''Human powered airplane'')は、人間の筋力のみを動力源とし飛行する飛行機のことである。純粋な人力飛行機においては推進力としてのモーター等の併用は認められないが、操縦系統などでサーボモータ等を使うことがある。人力飛行機という言葉は固定翼機の形態を指すことが多いが、広義には人力ヘリコプターや人力オーニソプターを含める場合もある。
英語では ''Human powered aircraft'' が用いられることが多いが、国際航空連盟(Fédération Aéronautique Internationale/FAI)の分類では ''Humanpowered Aircrafts'' は固定翼機である人力飛行機の他に人力ヘリコプターや人力オーニソプターも含む人力航空機を意味し、人力飛行機は ''Humanpowered Airplanes'' に分類される〔FAI Sporting Code 2012 - General Section〕〔FAIスポーツ規定 総則編(日本語版)〕〔FAI Sporting Code Section 11 Human Powered Aircraft〕。また英語の頭文字をとって、しばしばHPAと略される。かつては''Man powered aircraft''/MPAも用いられていた。また、自転車のように足でペダルを回して動力を得る足漕ぎ式の人力飛行機を特に''Pedal powered airplane''のように称することもある〔Keith Sherwin 2007〕。
本項では主に固定翼機について述べる。

==概要==
人力飛行機は人間の筋力のみを推進力とする飛行機である。多くの場合、自転車のような足漕ぎ式でプロペラを回して推進力を得て飛行する。原動機を使用した実用航空機と比較して低出力で飛行するため、抵抗を減らすための細長い主翼と簡素な構造による軽量な機体が特徴であり、飛行速度も航空機としては非常に低速である。風雨などの環境要因の影響を受けやすく飛行可能な気象条件は限定的である。
人力飛行機はその成功にいくつかの懸賞が設けられたが、特に1959年に始まった「クレーマー賞(英語版)」により世界中で研究開発が進んだ。1979年のゴッサマー・アルバトロスによるイギリス海峡横断がクレーマー賞の成功例である。世界初の人力飛行の成功は諸説あるが、公式に人間の筋力のみで離陸し、継続飛行に成功したのは1961年11月9日、イギリスサウサンプトン大学の学生チームが開発したSUMPAC(The Southampton University Man Powered Aircraft:サンパック)であるとされ、このときのパイロットはデレク・ピジョット(Derek Piggott(英語版))であった。大学において学生の研究テーマとして採用されることがある他、低レイノルズ数領域の研究やソーラープレーンの開発に影響を与えた。
世界記録は他のスカイスポーツと同様にFAIが統括しており、マサチューセッツ工科大学(MIT)が開発したダイダロス88により飛行距離約115km、滞空時間約4時間の記録が残されている。また飛行速度ではドイツ人のグンター・ローヘルトが開発したマスキュレアー2が時速約45kmという記録を残している。
日本記録は日本大学理工学部航空研究会開発のメーヴェ21(Möwe21)が記録した飛行距離約49km、滞空時間約1時間48分であり、速度記録は技術者が結成したTeam'F'開発のNextzが記録した時速約28kmである。
人力飛行機を統括する団体は存在しないが、人力飛行を専門に取り扱う団体としてクレーマー賞の管理とイカロスカップを主催しているイギリスの王立航空協会(Royal Aeronautical Society(英語版)/RAeS)内の人力飛行グループ(Human powered flight group)が存在する。競技としては日本で行われている鳥人間コンテスト選手権大会、イギリスで行われているFAI公式大会であるイカロスカップなどがある。なお、世界記録を統括しているFAIの規定と鳥人間コンテスト選手権大会の規則が異なるため、鳥人間コンテスト選手権大会における記録は公認記録とはならない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「人力飛行機」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Human-powered aircraft 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.