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二十六年式拳銃実包 : ミニ英和和英辞書
二十六年式拳銃実包[にじゅうろくねんしきけんじゅうじっぽう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [に]
  1. (num) two 
二十 : [はたち]
 【名詞】 1. (1) 20 years old 2. (2) 20th year 
: [とお]
  1. (num) 10 2. ten 
十六 : [じゅうろく]
 【名詞】 1. 16 2. sixteen 
: [ろく]
  1. (num) six 
: [ねん, とし]
  1. (n-adv,n) year 2. age 
年式 : [ねんしき]
 (n) model year (of an automobile, etc.)
: [しき]
  1. (n,n-suf) (1) equation 2. formula 3. expression 4. (2) ceremony 5. (3) style 
: [こぶし]
 【名詞】 1. fist 
拳銃 : [けんじゅう]
 (n) pistol
: [じゅう, つつ]
 【名詞】 1. gun (barrel) 
: [み, じつ]
 【名詞】 1. fruit 2. nut 3. seed 4. content 5. good result 
実包 : [じっぽう]
 (n) ball cartridge

二十六年式拳銃実包 : ウィキペディア日本語版
二十六年式拳銃実包[にじゅうろくねんしきけんじゅうじっぽう]
二十六年式拳銃実包(にじゅうろくねんしきけんじゅうじっぽう)は、日本陸軍が使用した二十六年式拳銃専用の弾薬である。1894年明治27年)3月29日、二十六年式拳銃が制式制定され、弾薬も同年3月に制定された〔佐山二郎『小銃 拳銃 機関銃入門』178頁。〕。
== 構造 ==
弾丸、蝋塞、紙塞、雷管薬莢装薬から構成される。本実包の全長は30.5mm、全幅11.2mm、重量は13.50gである。
薬莢は黄銅第二号を用いた起縁式である。全長22mm、後端幅11.2mm、前端幅9.5mmで内径は9mmである。後端に雷管室が設けられており、この中央に小さな突起部があった。撃針が雷管を叩いた際、この突起が雷管を支持して発火を確実にした。火は雷管室の二カ所の穴を通って装薬に点火する。防錆のため薬莢内部にはセラックワニスを塗布した〔『兵器材質調査 第3輯(セラックワニス)』〕。装薬には小銃薬0.6gを使用した。
薬莢後端の雷管室に雷管がはめ込まれる。雷管は黄銅第二号で作られている。内部に爆粉として雷汞0.01gが収められ、これを錫の蓋板で密閉した。防錆のため、雷管内部にもセラックワニスを塗布した。後に、爆粉の発火力が強く、雷管が薬莢の尻から突出し、弾倉の回転を妨げたため、雷汞の量が0.007gに減装された〔『拳銃実包制式改正の件』〕。
弾丸は純鉛で全長16mm、中径9mm、重量は9.8gである。
弾丸と装薬を隔てる詰め物として紙塞2枚と蝋塞1枚を用いた。紙塞は黄色の厚洋紙でできており、厚さ0.5mmである。蝋塞は厚さ2mmの黄蝋である。この紙塞で蝋塞を挟んだものを、弾丸と装薬の間に挟んだ〔砲兵課『26年式拳銃保存法制定の件』〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「二十六年式拳銃実包」の詳細全文を読む




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