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中村春堂 : ミニ英和和英辞書
中村春堂[なかむら しゅんどう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [なか]
 【名詞】 1. inside 2. middle 3. among 
: [むら]
 【名詞】 1. village 
: [はる]
  1. (n-adv,n-t) spring 
: [どう]
  1. (n,n-suf,n-pref) (1) temple 2. shrine 3. hall 4. (2) prefix to building meaning "magnificent" 

中村春堂 : ウィキペディア日本語版
中村春堂[なかむら しゅんどう]

中村 春堂(なかむら しゅんどう、1868年(慶応4年)7月3日 - 1960年(昭和35年)3月14日(享年93歳)は、日本能書家。漢学者中村芳平の子。仲津郡祓郷村大字田中(現在の福岡県京都郡みやこ町田中出身。名は尚友、字は玄郷、通称を楳太郎(梅太郎)、雅号を春堂または耕心斉と称した。
== 略歴 ==
旧制豊津中学校(豊津高校→現福岡県立育徳館中学校・高等学校)を経て、大分県中津町の河野私塾に学んだ後、郷里で初等教育に従事していたが、1896年(明治29年)に上京法制局長官末松謙澄(現行橋市出身)の推薦により内閣法典調査会に奉職した。勤務のかたわら専修学校(現専修大学)に入学して、法律学経済学を学んだ。
春堂の能筆(字が上手いこと)は宮中顧問官で法典調査部長の三浦安氏の認めるところとなり、専ら書道の研究に従うことを勧められ、書道をもって世に立つことを決意した。
1898年(明治31年)、小野鵞堂に入門、翌年には難関の文部省習字科検定試験に合格し、書道家としての道を歩み始めた。
1901年(明治34年)、日本女子大学校(現日本女子大学)の書道教授となったのを皮切りに、数多くの高等学校・大学で教鞭をとるとともに、私塾寒香書院を設立し、門人の育成をはかった。30年間にわたる門人は三千余名、その間揮毫された出版物は三十余種に及んだ。
1924年(大正13年)、日本芸術協会審査員、1929年(昭和4年)、泰東書道院総務審査員、同21年日本書道美術院顧問審査員、同4年 毎日展審査員、同26年日本書道連盟顧問、同27年日展審査員などを歴任、明治・大正・昭和の三代にわたり書道界、特に書道教育に尽くした功績は大きい。春堂は仮名文字を得意としたが、調和体(漢字とかなが調和した優美な書風)の素養もあり、その流麗な書風は、天性の才能のみならず、長年にわたる不断の努力によって得られたものである。
書道展参照。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「中村春堂」の詳細全文を読む




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